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それボッタクリっていうんちゃう?

2015.6.24 | ,
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From:中谷佳正

From:中谷佳正

梅雨の中休みですかね・・・

最近、全治1ケ月の左肘の骨折からやっと復活しまして、体型管理を見直すいい機会になり、自転車を買って週に何度か30キロくらい自転車で移動してます。。。今の時期はいいんやろうけど。これ以上暑くなったらスメルハラスメントで訴えられないか心配ですが、、、最近はドライ機能の付いたシャツが安くで買えるので、にわか自転車漕ぎには助かりますね(笑)

そう言えば、最近お会いする経営者の多くに

「お客様の為にできるだけ安く提供したいんです。」

この台詞を何回言われたかわかりません(笑)

日本の経営者はとにかく「より良いものをより安く」というマインドに取り憑かれているように感じます。。。もちろん日本の経営者の方が、海外の経営者より劣っている何て事は思ってません、、、だだ、この安く提供すれば売れるという思い込みはめっちゃ強い人が多いんじゃないかな?という印象があります。。。

恐らく松下幸之助さんの水道哲学の影響かもしれないですけどね。当時の日本は貧しかったために物資が思うように一般人に行き届いてはいませんでしたが、この飽食の時代を言われてるタイミングでこの考え方はどうでしょうか?

人は格差に幸せを感じている

僕はコレが真実なんじゃないかな?と思っています。今、格差社会と言われていますが、これは先人たちが望んで作ってきたんじゃないかな〜?と思ってしまうほど綺麗に体系化されてる(笑)

もちろんそうではない人もいると思います。リスクをとって頑張って来た人と、リスクを回避して努力をしなかった人が同じだったらそれってどうなの?と思った人がいたのは当然ですね。。。結果として格差があることで幸せを感じている人達が大勢いるのはなんとなく分かる気がします。

格差を活用しよう

そこで格差に幸せを感じるのは止めようがないので。これを活用した方がいいと思いませんか?

それは、「より良いものを、より高く」売ることです。いや、そんな簡単なことじゃないよ。

っていうのもわかってますが・・・

高く売る方法を考える

大事なのは「より良いものを」というキーワードです。良くないものを高く売るのはダメですよ?最近、どこにでもある商品やサービスをテクニックだけで高く売っている人たちを見かけますが、それってただのボッタクリって言いますね(笑)自らお客さんの信頼を失っているだけです。

だから、あなたにはより良いものをより高く売る方法を考えて欲しいです。今までは、どうやって安く売るかを考えてたかもしれませんが、そうではなくて、どうすれば高い価格設定にしても買ってもらえるかを考えるようにして欲しいです。

どうすれば高く売れるか

例えばわかりやすい例を出すなら、その方法のヒントは「デザイン」にもあります。この場合のデザインは使いやすさといった方のデザインではありません。それなら日本人は得意ですから。この場合は「見た目」の方です。AppleもDysonも見た目が先行していますよね?服なんて大抵はそんな感じです。

見た目がかっこ良ければ、可愛ければ、美しければより高く売ることができます。

他には「アフターフォロー」というのもいいですね。最近は、実店舗で実物を見て、インターネットで買い物をする文化になっています。これは実店舗で買ってもインターネットで買っても同じだから問題なわけですよね?写メお断りなんて張り紙している店舗もありますね(笑)

だから実店舗で買えばアフターサービスが受けられて、メンテナンスや故障した時に実店舗の方が有利って伝われば解決されるはずです。ただ、ここでも値段の問題が出てきます。

あなたがもし、より良いものを、より安く売っていたなら、フォローをしてもらうより、買ったほうが安いなんてことになってしまいます。だから、高く売る必要があります。そうやってより高く売ったならメンテナンスや修理をしてもらわないと勿体無いとなるわけです。

「こだわり」でもいいかもしれません。実際には「価格」を先に決めて、その範囲内でのこだわりではなく。そうではなく「こだわり」を先に持ってきて欲しいのです。実際、家具とか何でこんなに高いの?って思う商品に出会ったことありませんか?そしたら、材料にこだわっているからどうしてもこの値段になるんだ、みたいな回答をされたことがあると思います。

正しくそんな感じです。価格ありきではなくて、こだわりありきで考えてみてください。

罪悪感をなくす

どうすれば高く売れるのかというのは、まだまだたくさんアイディアがあると思います。でも、こんな感じで高く売ることができる根拠を積み上げていくと、高く売る罪悪感がなくなりませんか?もしそうなら「より良いものを、より安く」のマインドがあなたにもあって、高く売ることに罪悪感を感じているということです。

あなたが今の商売や事業をする為に、いったいどれだけのリスクを負ったり、勉強をしたり、労力を惜しまずにやってきたのでしょうか?時間がないと言いながらも一生懸命頑張ってきたのではないですか?

そうやってあなたが提供している商品やサービスを顧客はお金と交換にあっさりと手にすることができます。あなたは業界に長いので当たり前と思っているかもしれませんが、それってスゴイことですよ?あなたのやってきたことの価値は、そんなに安くはないと思います。自信を持って価格を提示してください!

無駄に罪悪感を持つ必要はないですよね?本当に価値のあるものは適正価格でいいと思いますがあなたはどう思いますか?

中谷佳正

PS.そこのあなた、あなたの事ですよ!そろそろ気付いてくだいね〜(笑)

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中谷 佳正

Web制作会社 有限会社WINKSの代表。独自の手法で売上を上げるホームページを作る方法を確立し、いままで630社以上のWeb制作、運営に関わる。現在は、Web制作会社の経営と、同業社向けに売れるホームページを作るための中谷塾を運営、人気を博している。リッチ・シェフレンのナビゲーターでもある。

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