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どこからアクセスを集めるか?

2015.3.30 | ,
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From:小川忠洋

From:小川忠洋
博多のスタバより、、、

先週の山田さんの記事にこんなコメントが入っていた。なので、ぼくが代わりにMonkさんの質問に答えようと思う・・・しかし、残念ながらぼくの答えはMonkさんが期待している答えではないだろうと思うけど・・・

>山田さん、リストを作る7つの方法は解ります。でも読者が知りたいのは、その一つ前の段階ではないでしょうか?山田さんのようにレスポンスのメルマガで配信できる方は、そこに記事を載せてプレゼントとともにランディングページに誘導すればリスト集めは容易ですよね。しかし、最初の配信手段を何も持たないITビジネス初心者はどこからランディングページに誘導するのでしょうか? ここが私も含めて皆さんが最も知りたい点だと思います。

基本はブログを書き始めることかと思いますが、有料のメルマガ配信スタンドを使うべきか、PPC広告を出してしまうのが良いのか。その他の方法も教えていただけないでしょうか?とにかく、リスト集めの最初のステップを教えて下さい。

まず第一に、ITビジネス初心者は「ここ」からランディングページに誘導すればいいよ。という絶対の「答え」などはない。

誰もが使えるユニバーサルな答えなどは、ほぼない。そして、その場所は、あなた自身が見つけ出さなければいけない。

ITビジネス初心者という事なのでそれを前提に話すけど、ビギナーにありがちな発想は、唯一正しい「答え」を求めることだ。これは、ノウハウとか、そういう以前の問題で、ビジネスに対する考え方、マインドの問題になる。

まず第一に必要なのは、誰かがあなたに唯一正しい「答え」を教えてくれることはない。ぼくも含め、第三者が教えてくれるのは「ヒント」や「手がかり」だけで、それは「答え」ではない。

唯一正しい「解」はない

なので、まず答えを求めることを止めよう。「答え」を求めるマインドは、あなたの思考を停止させる。

ビジネスにおいて最も重要なのは思考すること、頭を使う事だ。あなたは与えられたヒントを基に、自分の頭で「思考」しなければいけない。

なぜ唯一正しい「答え」がないかと言えば、あなたが求めている、「ここ」からランディングページに誘導すればいいという場所は、あなたの能力、あなたの知識、あなたのネットワークなどさまざまな、あなた自身が持っているリソースによる。

PPC?Facebook?JV?

たとえばある人は、最初にリストを作るために良い場所は「PPCアドワーズ」だと言うだろう。アドワーズに広告を出せば、あなたの商品を欲しがっている見込み客に「キーワード」で絞って、あなたの広告を見せることができる。恐らく、ネット上で最高の広告だし、最大の広告でもある。

が、アドワーズの知識がない人にはできない。アドワーズの技術がない人にはできない。+知識が多少あっても、それで結果を出すには、向き不向きがあって、向いてない人にはできない。

告白すれば、ぼくはPPCアドワーズには全く向いてない、だから知識はあるけど、きっと結果は出せないだろうと思う。

しかし、ウチは現状PPCアドワーズで日本でもトップいくつかに入るくらい広告を出している。(と思うw)なぜそんな事ができるのか?

ぼくじゃなくPPCアドワーズが得意な人がたくさんいるからだ。つまり、あなたの周りにPPCアドワーズが得意な人がいれば、得意な会社があれば、あなたができなくても結果を出せる。

つまりこれはどういう意味かというと、あなたの能力や知識、向き不向きだけじゃなく、あなたのネットワークにも関係する。

ある人は最初はジョイントベンチャー(JV)やアフィリエイトが最もリスクが低いと言うだろう。しかし、JVやアフィリエイトを成功させるためには、アフィリエイターや自社と同じような顧客を持っている会社にJVをしてもらわなければいけない。

これは完全に対人スキルが求められる。知らない人と人間関係を築く、対人スキルや営業スキルが必要になる。これも向き不向きがあるのは分かるだろう。

ある人はFacebook広告がいいと言うだろう。しかしここまで言えば分かるように、これも同じ原則で、あなたの知識、能力、向き不向き、ネットワークなどさまざまな、あなた独自の要因が全てを決めることになる。

なので、唯一安全で絶対な「解」など存在しない。

存在するのは、あなたにとって「最適な解」。それを見つけるためには、自分の知識、能力、向き不向き、どんなリソース、どんなネットワークを持っているか?などを考えてみなければいけない。そして、自分がやったら、一番、確率が高い方法、ルートというのを見いだしてやってみるしかない。

きっと求めていた答えにはなっていないだろうが、これが現実だ。

それを踏まえて、、、「じゃあ、お前だったらどうすんだ?」と思うだろう。よく「今のネットワークもリストも何も無い状態だったら何をするか?」という事を聞かれる。

基本的にそんな仮定は全く無意味なんだけど、一応想像して付け加えておく。(参考になるかどうかは分からないけど)

ぼくは自分自身の性格からPPC広告などは向いてない。技術的なそういう事はできないだろう。だから、知ってる人を探す。PPCを代行してくれる会社を探す。もちろんいい会社に当たる可能性は低い。

しかしゼロよりましなので、やってもらう。やってもらいながら技術を学ぶ。もちろん同時に本や教材などで学ぶ。そして、同時にJVやアフィリエイターを探す。こちらの方がぼくには向いてるだろうから、自分のやりたい事業と同じ顧客層を持っている、会社やサイトを探す。

そして、そこにメールを出して、オファーをする。オファーの際は、リストを作ることが目的なので、圧倒的に良い条件を出す。知り合いがいれば知り合いに紹介してもらう。「こういう人はいないか?」「こういう人はいないか?」そんな事をしながら、Facebook広告も試してみる。

きっとやり方が分からないし向いてないだろうが、ゼロからやるなら、時間があるはずなので、そっちも同時にやる。時間が許せばあらゆる事を同時にやる。

ちなみにぼくが最初にこのザレスポンスの前身のリストを作った方法はここに上げた方法だ。友達に「アフィリエイターを知らないか?」と電話をして、紹介してもらって、東京まで会いに行って、約束を取り付けた。それからメルマガ広告なんかもやった。今じゃ反応はないだろう。(しかし今は今で、必ず効果的な「何か」がある。その何かを見つければあなたの勝ち。他の人に見つけられれば、その人の勝ち。それだけである)数年はこんなことしかやっていない。

参考になったかどうかは分からないけどこんなもん。ベタベタの事をやっている。しかし、こんな話はどうでもよくて、覚えておいて欲しいのは、「唯一、正しい解などない」ということ。

きっと期待した答えと違うだろう。でも、繰り返すが、これが現実だ。

ーおがわ

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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