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インフォビジネスをやるべき6つの理由

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From:小川忠洋

  • 本当?ウソ? 情報ビジネスは悪いビジネス?
  • ダンケネディから起業家へのアドバイス・・・
  • 派遣切りと、インフォビジネスの意外な関係・・・

From:小川忠洋

大阪のスタバより、、

今から3~4年程前、”情報ビジネス”が大流行した。ちょっとしたノウハウをEbookにして、3~4万円で売る、いわゆる情報ビジネスだ。

その頃は、そういったノウハウ販売というビジネスが物珍しかったのもあるのか、本当にくだらないノウハウでも飛ぶように売れた。

「1週間で2000万円」
「発売後1ヶ月で5000万円稼ぎました!」
「パジャマで月収500万」

こんな言葉がネット上のあちこちに散乱していた。しかし、3~4年前、こういう情報ビジネスをしていて、簡単に儲かる、簡単に儲かると言っていた人のほとんどが今では姿が見えない。

何故だろうか?

答えは簡単だ。くだらない商品を売りすぎた結果、「もう騙されない」「もう二度と買わない」というお客さんが増えたのだ。どんなビジネスもリピート客がなければ、成り立たない。ビジネスはお客さんとの関係構築だという事を忘れてはいけない。

結果、お客さんは賢くなった。その賢くなったお客に対して、以前と同じようにくだらない商品を「1週間で2000万」などと言って売っていたら、、お客の反応は、「またか・・・」というモノになる。

僕自身も周りから見れば、情報ビジネスをやっているように見えるだろうけど、自分自身では、情報ビジネスをやっていると思った事は一度もない。スタートした最初から。

元々、僕自身はビジネスのノウハウのほとんどをダンケネディから習っているので、あまり、日本で販売されていたEbookを買った経験がない。(その情報ビジネスが大流行する前は、神田昌典さんが売ってた教材なんかをいくつか買ってたくらい)だから、自然とアメリカのインフォメーション・ビジネスという考え方が身にしみている。

「全ての起業家は、インフォビジネスに関わるべきだ」

こう言っているのは、世界の億万長者メーカーと言われるダンケネディ。きっとこのレスポンスを読んでいる人の中でも「くだらないノウハウに高額な値段をつけて、ebookで販売するのが情報ビジネスで、自分はそんなものに手を出したくない!」と考えている人もいるだろう。

あるいは、自分は既存のビジネスを持っているからインフォビジネスなんて関係ないと思っているかもしれない。。。

考え直した方がいい。。。

あなたは、今現在のビジネスをやりながら、そのビジネスをインフォ化する事で、もっともっとビジネスを急成長させる事ができる。

例えば、サイコサイバネティクスのマットフューリーは、元々レスリングのチャンピオンだった。そして、ジムを経営していた。それを彼はインフォ化していった。まずは、自分で本を書いた。そして、トレーニングのやり方をDVDに取ってそれを販売した。こういう風に既存のビジネスを簡単にインフォ化する事ができる。

例えば、元マスターマインド・コーチング2008のメンバーだった熊倉さんは、リラクゼーションサロンを経営していた。彼女は、骨盤をちょっと矯正?するだけで、ダイエット効果がある事を知っていた。そのやり方をDVDに収録、そしてネットで販売した。簡単に、インフォ化ができた。

例えば、東急ハンズとかに行くと、バランスボールなる柔らかいボールが売っている。この前、アメリカに言った時にTVショッピングを見ていると、バランスボールにHow to のDVDをつけて売っていた。バランスボールだけでは絶対に売れないだろう。バランスボールの使い方を付け加える事で、見事にインフォ化してあたらしい価値を作り出したのだ。

何故、インフォ化する事が必要なのか?

何故なら、今日、この現代においては、モノはどんどんコモディティ化していく傾向にある。ケータイ電話や家電の進化を見てみるといい。半年ごとに新しいモデルがでて、去年のモデルはあっと言う間に古くなって、競争力がなくなる。そして、昔みたいに、家に洗濯機やTVがないと言う時代ではない。現代の家には、必要な家電はほとんどそろっている。だから、それほど欲しいという欲求がわいていない。

一方、情報はどうだろう?

情報はどんどん価値を増して来ている。ベストセラー作家の勝間和代さんが言うように情報にアクセスできる人、情報を持っている人が、お金を持っているのと同じだ。情報は、コモディティ化していかない。

ちょっと前まで、TVで「派遣切り」という言葉がたくさん出てたのを覚えているだろうか?その時、「大変なのかな?だったら、いい人材がたくさん余ってるかな?」と思って派遣会社の営業の人に聞いてみた。僕が求めていたのはWEBデザイナーとかサイト管理者とかそういった職種だ。

すると、驚いた事に、そういったWEBデザイナーやWEBマスターなどは、今でも人が足りないと言う。切られている派遣の人は工場で働くようなタイプの派遣の人たちがほとんどだ、と言う事だった。

つまり、知識で仕事をするような人は、決して仕事に困っていないと言う。そして、モノを作るようなタイプの仕事は、仕事が減る割には、人が多すぎるようになる。(ピータードラッガーはナレッジワーカーと言った。何十年も前からこれを予言していたドラッガーはさすがだ)

今、知識は高度に専門化してきている。だから、それぞれの専門的な知識はどんどん価値を増して来ているのだ。

そこで我々の出番だ。

インフォメーション・ビジネスとは、まさにその「知識」そのものを商品にする事だ。どれだけ、このビジネスが時代に乗っているかあなたには、その未来が見えるだろうか?

そして、どんなビジネスにも知識はある。あなたしか持っていない専門知識がある。その専門知識は、同業者から見れば当たり前のものだったとしても、お客さんから見れば、決っして当たり前ではなく、ひょっとしたら、あなたが提供している商品そのものよりも価値があるかもしれない。

そういう時代なのだ。

何故、あなたがインフォビジネスに関わるべきなのか?
6つの理由

では、具体的には何故あなたはインフォビジネスをやるべきなのだろうか?
理由をここにあげよう・・・

1.粗利率が高い

言うまでもないかもしれないが、情報という商品は粗利率が高い。パッケージにもよりけりだが、Ebookやmp3などのデジタルファイルだったら、送料もかからないし、原価もゼロ。粗利率100%だ。CDやDVDなどの商品にしたって、原価はどちらも100円たらず。例えばCD1枚を5000円で売ったとしても、原価はたったの2%だ。

これは物販やサービスなどにはありえない粗利率だ。粗利率が高ければ、広告に出す費用も捻出できる。そうすれば、お客をもっとたくさん獲得することができる。そして、よりいいサービスや商品を提供することもできるし、もちろん・・・儲かる。

2.インターネットユーザーは情報を求めている

IT革命とは何の革命だか覚えてる?そうinformation technology「情報・技術」だ。インターネットの元々の姿は、情報をつなげるためのものだ。そして、ネットユーザーは、その思想の通り、情報を求めるためにインターネットに入ってくる。

商品が買いたいと思ってネットに来る人は割合から言うとめちゃめちゃ少ないのだ。自分自身を振り返ってみよう。ネットで何か検索する時(恐らく情報を求めている)と、楽天やアマゾンなどのWEBショップへ直行する時(恐らく何かを買おうとしている)どれくらいの割合だろうか?恐らく9:1あるいは、95:5くらいのもんじゃないだろうか?それが答えだ。

だから、インターネットであなたのビジネスを成功させるには、この「情報」というものをどう扱うかによって決まる。

3.既存客へのアップセルに使える

さっき出て来た、リラクゼーションサロンの熊倉さんが初めてそのDVD商品を作った時、どうやってそれを売るかとう話になった。もちろん広告を出して売るつもりだったのだが、ちょっと待った。

何故なら、彼女はリラクゼーションサロンをもう何年間も経営している。自分の手元には、顧客ファイルが何千件とたまっている。この既存客の人たちに、ダイレクトメールを一発流すだけで、DVDは簡単に売れる。新しい、キャッシュポイントの出来上がりだ。

サロンの受付の横に、パンフレットとう名のセールスレターを置いておけば、サロンに来た人のうち、何%かはこのDVDを買う事になるだろう。

4.顧客単価があがる

既存客があなたから別の商品も買うと言う事は、顧客一人当たりの利益が上がる事になる。今まで自分のお客は、6000円のサービスしか受けなかったとする。そこに9800円のDVDセットを売って、3割の人が買ったら、プラス約3,000円。

そうすると、顧客単価は、9000円になる。

今までサービスを提供する原価として人件費やなんやらで4000円くらいかかってたとしたら、以前の6000円のサービスでは利益が2000円。しかし、プラスで乗っかってくるDVDの3000円は、ほぼ、そのまま利益で乗っかってくるので、利益は5,000円。つまり、2.5倍になる。

5.本業のお客が増える

例えばあなたが税理士事務所を経営していて、節税のマニュアルなんかを売ってたとする。あなたから節税マニュアルを買ったインフォのお客さんは、きっとあなたにコンサルしてもらったり、顧問税理士になってもらいたいと思うに違いない。

何故なら、人は自分の知らない事を教えてくれた人の事を尊敬するからだ。そうすると、あなたが「顧問税理士になってください」と売り込みをかけるよりも、圧倒的にポジションが高くなるので、むこうから「顧問税理士になってください」という状況になる。

あなたの事をDVDやCD、書籍等を通じて知っている人は、あなたに会って直接教わりたいと思うものなのだ。

6.レバレッジがかかる

サービス業をやっている人は、基本、自分の時間を切り売りしている事になる。これはきっと大きな悩みなはずだ。自分が忙しく働かないと収入が増えない。しかし、自分のサービスをインフォ化していれば(例えばDVDなど)DVDをいくつ売ったとしても、自分の時間は一切使わない。

つまり、自分のサービスに対してレバレッジがかかると言う事。自分のサービスをコピーして何度も何度も使えるようなもんだ。

「自分のビジネスはインフォ化なんてできない」
「自分には関係ない」
「自分とこの業界は違う」
そう思う事は簡単だ。しかし、そういう考えで発展した事例はない。

もう一度考えてみよう。

これは極めて重要な質問だ。

「あなたのビジネスをインフォ化する事はできないだろうか?」「たとえ一部だったとしてもインフォ化する事は?」

PS:→ http://www.theresponse.jp/bill/BGS/

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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