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心臓疾患の確率が高くなる性格

2013.11.9 | ,
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From:高橋大介

あなたは自分の性格を理解していますか?
自分の性格が好きな方、嫌いな方もいるでしょう、が、どちらにしても一生付き合っていかなければなりません。ならばDNAで引き継いだ性格を、個性なんだと大目に見てあげましょう。

性格は体にも影響を与えるようですからあなたも自分の性格傾向を知っておいてはいかがでしょうか。そこで、性格診断テストを用意しました。

心理学者のローゼマンとフリードマンは、狭心症や心筋梗塞や心臓疾患になりやすい性格傾向を見つけました。そしてその傾向に「タイプA」と名づけ、対照的な性格傾向を「タイプBと名づけました。

性格診断のA Bテストです。あなたはA・Bどちらの傾向が強いでしょうか?

・質問1 A攻撃的 B温和的
・質問2 A歩く速度が早い B歩く速度がのんびり
・質問3 Aじっとしているのが苦手 B苦痛じゃない
・質問4 A競争好き B争いごとは苦手
・質問5 A愚痴や泣きごとを言うのは嫌い Bつい愚痴ったり甘えたりしてしまう
・質問6 Aちょっとしたことで腹が立つ Bあまり気にならない
・質問7 A話すのが早い B話すのが遅い
・質問8 A仕事優先の生活 Bプライベート優先の生活
・質問9 A待つのが苦手 B待つのは平気

Aの数が多かった人は「タイプA傾向が強い」人です。
タイプA傾向が強い人は、身体的な面では、高血圧・高脂血症の傾向が強いと言われています。
性格面では競争心が強くて野心的。精力的に行動し何事に対しても挑戦的で出世欲が強い傾向があります。また常に時間に追われているような感覚を持っていて、周囲に対して攻撃的な特性もあるようです。
行動面はせっかちで、仕事に巻き込まれやすいライフスタイルを持っていて、管理職に向くタイプで仕事ができ、出世もできるとのこと。
しかし、常にストレスフルな環境にいるため自分の身体を痛めてしまう可能性があり、狭心症や心筋梗塞など、心臓疾患には注意しておく必要があるそうです。

一方、Bの数が多かった人は「タイプB傾向が強い」人です。
心臓疾患になる確率が、タイプAの人の2分の1と言われています。
このタイプは、心身の疲れを溜め込みにくい性質を持っていて他者を信頼しやすい傾向もあるので、人間関係が非常に豊かであるとのこと。
またプライベートを大切にするので、仕事でストレスが溜まっても、プライベートに自分の心の居場所を整える力があり、ストレスコントロールがとても上手いタイプです。

Aの数が多ければそれだけ危ない?傾向と言えますが、7~8個あると自分で自分を追い込んでしまい、自分でも気がつかないうちに、自らストレスの多い生活を作り出している可能性が高いと言えます。
一番問題なのはストレスを多く受けているのに自覚がなく、身体が傷ついているということなので、生活の中にゆとりを作り出すことが大切です。

ゆとりがなく、切羽詰まると、まともな考えが浮かばなくなり、ビジネスも間違った方向に進んでしまうことだってあります。
そうなると、私も経験がありますが、はしごの掛け違いが何度も起こり、費用対効果が悪くなってしまい、身動きできない状態に・・・
だからといって、考えるだけで行動しなければ何も起こりません。

ダン・S・ケネディ先生も言われています。
「賢い人がいろいろ考えている間にどこかのバカが、あなたより先にやって成功してしまう」

もちろん、費用対効果を全く無視して、行き当たりばったり手を出してしまい、多額の借金を抱えてしまっては大変です。そのようなことにならないために、「ターゲットは誰なのかをもう一度確認し、十分なリサーチを行うことです。
リサーチを十分に行わないと、間違い方向のリスクがより高くなります。

それを防ぐために、あなたの商品・サービスにとっての理想のターゲット像をつくってみてください。理想のターゲット像をつくることで、やみくもに売ることがなくなりあなたの商品・サービス販売の方向がブレなくなります。

理想のターゲット像をつくるのに必要なデモグラフィックデータとサイコグラフィックデータ、この二つについてご説明します。

デモグラフィックデータとは、人口統計学属性による顧客データ分析の一つで、具体的には、年齢、性別、世帯規模、家族のライフサイクル、所得、職業、学歴などがあげられます。
性別や年齢、住んでいる場所、所得、職業や学歴、家族構成などによって、消費行動やライフスタイルも異なります。
商品やサービスの性質や顧客データ分析により、有効なターゲットを絞り、適切にマーケティングを行うために使用するデータのことです。
ただし「誰がいつどこで何を買ったか」が分かったからといって購入の動機など心理的な要因はなかなか分かりません。

そこで、消費行動の心理的な背景を解き明かすために必要なのが、「サイコグラフィックデータ(心理的特性)」と呼ばれるものです。
価値観やライフスタイル、嗜好といった心理面での特性を指します。
このサイコグラフィックデータを分析することで、あなたの商品、サービスが好まれる理由や興味を持たれなかった理由がより深く分かります。

ぜひ理想のターゲット像をつくってみてください。
あとストレスにも気をつけましょう。

ー高橋大介

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