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倍返し

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From:高橋大介

今、ドラマ「半沢直樹」がすごい視聴率ですね。私自身も飽きさせない感じで引きつけられます。もちろん、役者さんも良いから緊迫感もありますし、毎回、「面白くつくってるなあ」と、感心させられます。

それが視聴者の共感を呼び、視聴率UPにつながる。
それは、見込み客獲得→新規顧客獲得→リピート客の流れと基本的に同じで、最初にどれだけ引きつけられるか、という事が重要です。

なにげに見たら「おっ!」と引きつけられた勧められて買ったら、期待以上だった良さそうだと思って映画を観に行ったら予想以上だった
払った金額の倍以上のお得感であれば当然満足感に満たされる、嬉しい倍返しです。そうやって、いつの間にかファンになってしまう・・・

商売上手な方を見ていると顧客に持っていく、その引き寄せ方法がすごく勉強になります。
顧客獲得のためのやり方として、これまで私が実際に聞き、その場でも体験したことをご紹介します。

いろんなカタチの顧客獲得
私の友人で、医療保険で全国トップになった保険営業マンがいます。
彼の顧客獲得方法は少し変わっていました。毎晩、飲みに行っていたのです。居酒屋、クラブその他に出向き、常連になります。(費用対効果の話はさておき)

居酒屋では、その店の主人と仲良くなり保険に加入させその店のお客さんともコミュニケーションをとり加入させクラブではおねえちゃん達と打ち解け加入させていました。
彼のお決まりフレーズは「みんな入っていますよ」でした。リピーターとして継続するかは別にして新規客をとることに関してはすごいと思いました。

次は、お店の経営者の方です。
「飲み屋で意気投合」みたいな感じでお客さん同士がカウンターで仲良くなる、そんなお店です。
店のオーナーは、大学時代アメフト部で鍛えたコワモテオヤジが一人で切り盛りしている小さな店なんですが義理堅く人柄が良いので、常連客が誰かを連れてくる、
そして、その人がまた誰かを連れてくる・・・連鎖反応的な顧客獲得方法となっています。

別にその方が故意に仕組んでいるわけではありませんがキャラが独特なので、好みはあるでしょうけど引きつけられるようにまた来てしまうのでしょう。
この雰囲気は、残念ながら言葉で言い表せません。
以上お話した顧客獲得のやり方はインターネットとは関係ありませんがオンラインもオフラインも両方共通して言えることは一言でいうと、コミュニケーション能力だと言えます。

今までご紹介した話だとノミュニケーションですけど(古い)重要なのは相手が気に入るかどうかです。
気に入ってくれれば「間違ってなかった」「良い選択」「期待以上」と満足してもらえます。
結果、次へとつながっていく。
じゃあ、どうすれば顧客にできるか、ですがここでは2つお伝えします。

1 共感してもらう
「お客さんは、どのようなことで不満を感じ、怒りをあらわにするのか?」「お客さんは、どのようなことで喜び、幸福感に満たされるのか?」
これは、お客さん目線に立ちましょう、ということですがなぜ、「お客さん目線に立て」と言うのか、それは、お客さんの共感を得るためです。
お客さんが、「私のことを分かってくれている」という感情です。

この共感を得ることこそが、相手を行動(申し込み)へと駆り立てます。
あなたの会社の商品、サービスを自慢することより、ずっと重要なことではないでしょうか。

良いものを与えられると、「分かってくれているなあ」と心が動き、相手のその行為に共感してしまっているわけです。
また利用したい・・・そして人にも伝えたくなってしまいます。

良いものとは、幸福感を与えてくれるものなので物質に限りません。
たとえば、そのお店に行くと妙にほのぼのとしていていい感じだからまた行きたくなる、みたいな。

私がたまに打ち合わせに行く某IT会社支店もとても雰囲気がいいのでまた行きたくなります。
そこの支店長の人柄がとても感じが良くていつも感心しています。
それが証拠に、その支店で働く社員の方々も副支店長以下、大変感じが良くちょっと大げさですが入り浸りたくなってしまいます。
相手に幸福感が十分に伝わっているか今一度、検証してみてください。

2 「~欲しい」
お客さんの購入意識としては、商品そのものが欲しいからではなくその商品、サービスが「期待する成果をもたらしてくれそうだ」と思うからこそ、購入するのです。
さらには、「~そう」だと、その日の気分によって弱い感情にもなり、先延ばしにされてしまう可能性があるので、もっと強い欲求・・・「~欲しい」という段階にもっていく必要があります。

例えば、「この○○は美味しそう、食べたい」にとどまらず「この地方で、この時期しか取れない○○です」「今回、特別価格○○円で提供します」となればどうでしょうか。
欲しければ先延ばしにできず、買うしかありません。

このように専門的な知識、他では聞けない情報を提供していくことで、「あなたの商品がほしい」と人が集まってきます。
人類の発展の元となったのは知識欲と好奇心だと言われていますが、それを利用しない手はありません。

なので、あなたの商品、サービスについてお客さんを啓蒙、教育していきましょう。
そうすることで新規顧客が増え、リピート客へと繋がるのではないでしょうか。

ー高橋大介

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