トップ > ブログ >  > ひどい造園業者たち、その後…

ひどい造園業者たち、その後…

  •  

From:寺本隆裕

ふーー。やっと、着工日が決まった。
以前ブログで話した「ひどい造園業者たち」の話ですが、やっとこさ、よさそうな所が見つかりました。

今まで邪険な応対をされ続け、その度に時間を無駄にして嫌な気分になっていたため、業者を探すときも、
・インターネットで検索する。
・検索結果を幾つか開き、良さそうなところをピックアップ。
・そこに問合わせのメールを送る。
ただそれだけの作業なのに、必要以上にドキドキしてしまいました。

業者が見積にやってきたときも、
「こんな風にしたい」と、もう4回目くらいであろう同じ説明をして、
「なるほどわかりました。ではその内容で提案書を作ってきます。また出来上がりましたらお伺いします」と言われましたが、全然信用してませんでした。(「来なかった」業者もありましたから・・・)

しかしあまり期待せずに迎えた次の土曜日、
「ピンポーン」
なんと、見積と提案書を持って業者がやってきたじゃないですか!

「ホントに来てくれてありがとうございます」と思わず言ってしまいましたが、業者は(あたりまえちゃうの?という)不思議そうな顔をしていました。
マトモな感覚を持っている業者のようで、良かったです。。。

そこからは少し僕の緊張もほぐれ、提案資料に目を通す。
が、ちょっとびっくりしました。
ただ漠然と「ちょっと綺麗にしたいな」と思っていただけだったんですが、当初思っていたよりも随分と大掛かりな工事だったからです。

「うーーん、、、ここまでしなくても・・・」
確かに、すごく良い感じにはなりそうなんですが、元々そんなに大々的にやるつもりはありませんでした。

が、仕上がりのイメージが分かる、カラーの綺麗なパース(イメージ絵)を見ているうちに、だんだん、やってもいいかな、という気持ちになってきました。
自分たちが外出先から家に帰ってきたときのシーンを想像すると、悪くないかもな、と思えてきたからです。
綺麗になるので、近所の人も喜んでくれるかもしれません。(ご近所付き合いは極めて良好です!)

結局、ほぼ業者の提案どおりに契約をすることにしました。もうすぐ工事が始まり、2週間ほどで終わるそうです。

仕上がり、出来上がり、商品を使っている姿を、見込み客にイメージさせることをフューチャー・ペーシングと言いますが、
まさに今回はそれが、ばっちりイメージできた感じでした。

「石はコレ」「木はコレ」「花壇はコレ」
という、一つ一つの特徴が何なのか、というカタログを見せることだけでなく、昼のイメージ、夜のイメージ、を絵で見せられたことによって、仕上がった後の生活のシーンを思い描けるようになりました。
それによって商品への欲求が明確になり、注文に至ったのだと思います。

もし何かをセールスしたいと思うなら、ただ単に、
その商品がどんなものなのか?とか、それがどれほど安い買い物なのか?とか、
と説明するだけでは不十分。
フューチャーペーシングで、購入後の「将来」をイメージさせなければいけません。

「何かを買ってもらうためには、まず、見込み客の頭の中で実際に使ってもらわなければならない」誰が言ったか忘れましたが、販売に関する名言です。

PS ちなみに今回は、前回のブログにコメントをくれた「田井景子さん」のアドバイスに従い、「仕上がり重視」であることを伝えてみました。(田井さんをはじめコメントをくれた方々、ありがとうございました!)

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

寺本隆裕の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading