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無免許伝説 教習所の試験官の断れないオファー

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From:小川忠洋

From:小川忠洋

大阪のオフィスから、、、

先日のブログでは、パーソナリティを出すと言う事について話した。
そして、パーソナリティを出すのはテクニックではなく、マインドセットの問題だと言う事も話した。

その中で、僕が『普通免許4回連続落ちる』と言うエピソードを紹介したら、えらいみんなが気に入ってくれたようだった(笑)なのでちょっとその話をしよう、、、

その日はアメリカのダンケネディのカンファレンスに行く前日。
僕は『ヨッシャ!仮免取って気持ち良く渡米してくるぞ!』と思い教習場に向かった。
(まあ、誰でも受かるって言うし、簡単な常識的問題しかでないだろう・・・)とタカをくくって試験に望む。

4択問題を確か50問連続でやるんだけど、微妙に分からない問題がちらほら。
(あーやっぱりちゃんと勉強してくりゃー良かった・・・)と後悔してももう遅く、試験官の人にテスト結果をもらうと、、42点。
不合格・・・うっっっ誰でも受かるんじゃねぇーのか・・・

『もう一回やる?』

試験は通常1日1回しか出来ないんだけど、試験場が暇だったのか、落ちる人が珍しいのか、試験官は、「泣きの一回」をオファーしてくれた。
これがダイレクトレスポンスで言う所の『断れないオファー』だ。もちろん、断れないオファーを提示されたら、乗るしかない。

試験結果には、模範解答が記されているので、何故、自分が間違ったのか?どの問題で間違ったのか?が分かる。
「コレがありゃ楽勝だ!」と思いもう一度チャレンジ。
前回が惜しかったから、今回は行くだろう・・・と思いきや、、、、

『あー残念だねぇーー』

と試験官。え!また落ちたのか・・・くそー。ちょっと落ち込んだ振りをしたら、試験官がまたもや、、

『もう一回やる?』

との「断れないオファー」。ダンケネディもマーケティングで最も強い武器は断れないオファーだと言っていたのを聞いた事がある。
きっと、この試験官は「究極のマーケティングプラン」を読み終わった後なんだろう・・・

『はい!やります!』

今度は落ちるわけにはいかない。試験場の隣に自習室があった。
なので、そこに入り、模範解答とテキストブックを開いて、小一時間ほど勉強してやった。
フッフッフ、これで合格間違い無しだ。満を持して、戦いに望んだ・・・

『ありゃー残念でしたー』

え!?マジで!?1時間も勉強したのに・・・ってか、引っかけ問題多くない!?
普通免許の仮免試験では、高度な引っかけ問題が用意されているのだ。
それに素直に一通り引っかかった僕は、3回目も不合格の烙印を押された。
ここまで来れば、面白い。周りを見れば、微妙に暗くなってきている。
おやおや、もうこんな時間か。

『もう一回お願いします!』

今回は、断れないオファーを待つまでもなく、こちらからプッシュ型の広告を出してやった。
そして、「いいよ」と言う、上から目線の返事をもらった僕は衝撃の真実を発見する事になった。。。

それは、、、

1回目のテストと3回目のテストで同じ問題を2つほど間違えている。
『え!?コレ、一回間違った奴やん!』
さすがにこの短期間の間に同じ問題を2回間違えると、なかなかどーしょーもないなと思いつつ、、後には引けずにもう一度チャレンジ。

そして、4回目も不合格。

このまま、受かるまでやったろか!と途中までは思っていたが、実際、試験とは頭を使うものである。
頭を使う作業とは、とてもエネルギーを消費する。なので、1回30分ほどの試験でも、4回目が終わった頃には、クタクタだった・・・

『どうする?』『もういいです。。。』
その後、友達と合流し、試験に落ちた話をすると、めちゃめちゃ驚かれた。
そしてこの時、初めて、仮免に落ちるってそんなにスゴい事なんだ・・・という事を自覚した。
次の日、飛行機に乗ってアメリカに行った。
ホテルについて、カンファレンスを受けていたら、自分が仮免に落ちた事など、すっかり忘れてしまっていた。

数ヶ月後、教習所から電話があった・・・

『小川さん、あと1ヶ月で期限が切れちゃいますよ』
『え?期限とかあるんですか?』
『そりゃそうです。』
『僕、しばらく東京に行くんですが、そっちの教習所にポイントを移してもらう事とかってできないですかね?』

と”just ask”。しかし、このJUST ASK攻撃は、制度上無理だと言われ難なく終了。
若い頃は、お金を儲けたら、高級スポーツカーを買って、ブイブイ言わせようと思っていた。お金を儲けたら、そんな事には全く興味がなくなっていった。

免許を取ろうと思ったのも、これと言った理由もない。必要にかられたわけでもなく、身分証代わりに取っておかないとな、、、くらい。
ダンケネディのカンファレンスでは、短時間でもビジネスが変わるような色々な事を学ぶ事ができた。しかし、教習所では、長時間通っても、何も身に付いてなかった。

教訓:自分が本当に欲しいと思っていないものを求めても、時間とエネルギーをムダにするだけで、幸せにもなれない。
しかし、自分が本当に欲しいと思っているものを求めていれば、どんな状況にいても充実感を感じられる。

PS:「断れないオファー」の作り方はこの新コピープログラムで学べます。
ちなみに半額で買えるのは今だけだし、先着特典も残り少ないので、早めに参加しておくことをオススメします。

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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