トップ > ブログ >  > お金の話

お金の話

  •  

From:小川忠洋

From:小川忠洋 

大阪のスタバより、、、

今日はお金の話をしようと思う。先日、東京である友人と会った時の話。お金の話になった。その時の話が非常に面白い話だったので、あなたにもシェアしたら役立つかもしれない・・・と思った。

最近、僕はこの人と仲良くさせてもらっていて、これから一緒にビジネスとかもやるだろう。今もいくつかJVをさせてもらっている。彼はとっても成功している人で、そこまでいって何でまだそんなに働くの?って感じだ。

でもまぁ、このレスポンスに登場する池本克之さんでもそうだが、めちゃめちゃ成功してる人って、めちゃめちゃ働いてるんだよね。めちゃめちゃ働いてるから成功するだろうけど。ビジネスで成功して十分なお金を手にしても、、、それでも、めちゃめちゃ働く。

働くのが楽しいんだろうな。きっと。その気持ちは僕もよくわかる。お金はある程度までは、自分の生活をとっても左右する。だから、かなり重要な位置を占めているけど、ある程度までいくと、あんまり変わらない。でも仕事が楽しいから、やり続ける。

それ以上、稼いでも・・・?

年収が300万円の人が200万円増えて、年収500万円になったら、生活がまるで一変するだろう。しかし、年収が3000万円の人が200万円増えて、3200万円になったとしても、マジで何にも変わらない。もっと言えば、年収3000万円の人が5000万円になっても、6000万円になっても、ほとんど何も変わらない。

収入が増えると不思議と支出も増える。ムダな買い物が、なんとなぁーく増えてしまう。そして、ムダな買い物は文字通りムダなので、自分の人生の満足度には何の影響も与えない。むしろ、ムダだなぁーと自分に罪悪感を与えるくらい。(ちなみに僕の経験上、お金がない時に、シコシコ少しずつお金をためて買った欲しい物は、とっても満足感を与えてくれたが、お金がある時に、それより遥かにいい物をポンと買ったとしてもほとんど満足感も得れない。・・・人間、手に入りずらいものが欲しいんだなと実感・・・これをオヴィングハウスの無駄遣い曲線と呼ぶ)

安心だよね?欲しいのは。

6000万円の人の方が3000万円の人よりも貯金が貯まるスピードは早いだろう。しかし、貯金なんてものは、メンタルみたいなもん。貯金があるから安心だ・・・って言う安心感が重要であって、通帳にされているのはただの数字の文字列。

そして、いくら安心だ、なんて言ってても日本が財政破綻したり、インフレになったりしたら、その安心感は虚像だった・・・なんて事になるかもしれない。そうすると、それってメンタルの問題じゃないかってな事も考えられないか。安心できるかどうか、心の平安が保てるかどうか、そのメンタル。そして、その状態って必ずしもお金がなくても持てるしね。

話が逸れた。元に戻ろう。

だから、ある程度までいくと、お金ってスコアみたいなもんになってくる。自分の成功度合い、自分の提供する価値、自分の提供する貢献に対して、お金ほど明確に点数をつけてくれるものはないからね。

お金の話って、なんかそれだけで刺激的♪

人の価値観を反映するって言うか、なんて言うか、とっても同意する人もいれば怒る人も出て来たり、刺激なテーマである事は間違いない。ところで、冒頭の彼はなんと言っていたか、、、

『ほとんどの人はお金をもらえない』

ほとんどの人はお金をもらう事にとっても抵抗がある。これは、われわれのような社長、起業家にとっても、とっても重要な話だ。つまり、「お金をください」と言うことができない。それを言う事にためらいを感じてしまう・・・という。それよりも、こっちから「お金をくれ」って言わなかったとしても、相手が勝手に振り込んでくれたら嬉しいなぁーなんて思ってたりする。心当たりある?

会社で働いている人も、給料を現金でドカッと渡される(古き良き給料の渡し方である)と、スミマセン・・・とか言って何だか申し訳ないように受け取ったりする。だから、知らない間に自分の口座に振り込まれていると嬉しいなぁーって言うように思っている。

あなたの会社の従業員でも、今月はお前がんばったからボーナスだ!とか言って50万円ドカンと現金で渡したりしたら、どうなるだろう?スミマセンって言うような申し訳ない・・ってな態度で受け取るんじゃないだろうか?

個人事業主とかでも、技術は確かなのに儲からない・・・とか、商品・サービスはいいのに儲からない・・・て人はたいてい、お金を請求する事ができない・・・と彼は言う。

堂々と胸を張ってお金を請求する

これができるかできないか?それは自分のビジネスを成功させる上での大きな分かれ道である。そのために彼から、教わったことをちょろっと紹介しよう・・・

お金の交換は価値の交換

お金を受け取るという事は、自分は相手に価値を手渡しているはずである。もし、自分の手渡している価値が、小さいと思うなら、、、もしくは実際に小さいなら、、、お金を受け取る時に胸を張ってどうどうと受け取る事はできないだろう。

しかし、自分の提供している価値が、いただくお金よりも圧倒的に高いという自負があれば、、、自負だけじゃなく実際そうなら、、、堂々と胸を張ってお金を受けとる事ができるはずだ。

自分が50万円請求するのに、10万円分の価値しか提供していない、と思うなら、胸を張って受け取ることはできない。自分が50万円請求するのに、100万円以上の価値を提供していれば、胸を張って堂々と、50万円くださいと言えるはず。

お金を預かる

そして、もし自分がお金を受け取る時にまだ申し訳ない・・・というような気持ちが少しでもあるなら、、、そのお金を預かったと考える。そして、預かった分、以上の価値を渡し返そう。そういう気持ちをもって仕事にあたれば、良い仕事もできるし、お金を受け取る事に何ら、後ろめたさも感じないだろう。

お金とは刺激的なテーマである。

僕のメンターのダンケネディは、ほとんどの人はお金に対する罪悪感を抱いていると言っていた。お金を請求すること、お金を受けとること、他人以上にお金を儲けること、「儲かっちゃってスミマセン」みたいな言葉がとても自然に感じるのもそれが根底にはあるのかもしれない。

勘違いしてほしくないけど、お金儲けは、マインドセットだけではできない。しかし、適切なマインドセットがなければ、お金儲け自体に取り組むことが非常に難しい。常に心のどこかでブレーキがかかってしまう。意識的にはお金をもっと欲しい、と思っていても、無意識の自分が、お金を儲けちゃダメだ、なんて言いやがる。

この話に心当たりがあるなら、自分のお金や、お金儲けに対する価値観を考えてみる必要があるかもしれない。

小川忠洋 

PS:この人の正体?彼がOKだしたらね。このお金のテーマで、彼にテレセミナーとかやってもらったら面白いかもね。要望があればコメントに残して。頼んでみるので。

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

小川忠洋の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading