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ちょっ、これ、誰か止めろや(怒)

2014.8.19 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

キャンプ場より、、、

「ブーン、ブーン、ブーン、、、」

今は夜中の12時。
近くのテントでiPhoneのバイブ音が聞こえる。

暑くて寝苦しいのに、この音。
周りが静かなだけにめちゃくちゃうるさく感じます。

(はよ消せよ!)

7歳と3歳の息子は横で暑そうに何度も寝返りを打っています。
起きないか心配です。

今、夏休みで家族で三重の鈴鹿のキャンプ場に来ています。そのキャンプ場は施設が整っていて、周りに大きなスーパーもある。テントも張ってあるし寝袋も貸してくれる。近くに風呂(スーパー銭湯的な)のもある。バーベキューの火も起こしてくれるから、ほぼ「手ぶら」でOK。

そんな感じの場所だったので、軽い気持ちで2泊の予定でした。ちょっと寒いかもね、と言いながら、長袖と上着を持って。。。

でも、、、状況は予想を大きく裏切り、かなり過酷です。

風もほとんどなく、夜になってもめちゃくちゃ暑い。山の上や林の中とかじゃなく平地なので、気温もさほど下がりません。さっきスーパー銭湯的なところで風呂に入ってスッキリしたのも無意味。体中がベトベトです。

(いい加減消せ!つーか、同じテントで寝てるやつも、いい加減気付け!)

さっきから聞こえてくるバイブレーションは、近くのテントに泊まってるだれかの、恐らくiPhoneのアラームです。夜中にセットしたアラームが震えてるのに(そのテントにいる)誰も気が付かないので、ずっと震えっぱなしになってるのです!(マナーモードなのか、音は鳴ってません)。

「ブーン、ブーン、ブーン、、、(ピタっ)」

(あ!止まった!)

やっとか、、、そう思いながらまた、暑いテントの中で目を閉じる。でもやっぱり暑くて眠れない。。。薄く目を開けると、ランタンの小さな光の横を歩く蟻が見えました。

うーん、寝苦しい。。。

そう思いながらも、さすがにウトウトしてきました。

そうしたところ、、、

「ブーン、ブーン、ブーン、、、」

(おい!またかよ!!)

どうやらiPhoneのアラームの「スヌーズ機能(消さずに一定時間経つとまたアラームが始動する機能)」がはたらいているようです

(せっかく寝れそうやったのに!!)

とうとう頭にきて起き上がり、テントの外に顔を出してみる。すると、、、

ん?この音、マナーモードのバイブじゃない、、、。

あれ???
ウシガエル??

・・・

そう、iPhoneのアラームだと思っていたブーンという音は、なんとウシガエルの鳴き声だったのです!!正確にはウシガエルかどうかわかりませんが、何やらカエル系の鳴き声なのは確かでした。少なくとも機械的な音ではなく、生き物の発する鳴き声でした。

つまり僕がiPhoneのアラームとスヌーズだと思っていた音は、単にウシガエルが鳴いたり鳴きやんだりしていただけのことだったのです。っつーか、つまりこの音は、、、外で寝るキャンプというものの醍醐味である「自然そのもの」やった!ということです!!

ウシガエルに向かって「はよ消せや!」「誰か気付けや!」と怒ってたんかと思うと、だんだん自分がおかしくなってきました。と同時に、「おなじものであっても、自分の捉え方によって感情が全然違うんやな」と再認識。レスポンスのブログでシェアできるな、なんてことを考えながら、何とか眠りにつくことができました。

「ゆらがず、とらわれず」

「騒音」から「自然の鳴き声」に変わり、「怒り」が「醍醐味」に変わったように、同じものでも自分の捉え方を変えると、全く異なった感情に切り替わることは、日々、よくあります。言い換えると、、、出来事、物事には、自分で(無意識的に)意味付けをしています。そして、その自分がつけた意味付けによって、イライラしたり楽しくなったりと、自分の感情が左右されています。

「自分の機嫌は自分で取る」というフローの考え方を教えている辻さんは、このことを「まわりの出来事にとらわれている」と言っています。自分の機嫌や自分の「パフォーマンス」を、周りに影響されないようにするには、「ゆらがず、とらわれず」の考え方が重要です。

自分を不機嫌にしているのは自分自身だ、と考えれば、もっと人生は、ビジネスは、楽しくなります(僕が一瞬にしてイライラを解消した方法は、さっきデモンストレーションしましたね(笑))。

どうすれば、外部環境に左右されず、いつものパフォーマンスを発揮できるのか?そのために我々プロフェッショナルがどんな習慣を身に付けるべきか、そのヒントを紹介しました(笑)

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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