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小企業の最大の資産

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From:ダン・ケネディ

From:ダン・ケネディ

今日の投稿は、前回の投稿「1%の要因」の続きから。

前回は、「あなたの会社が持つ、最も価値のある唯一の資産とは何か?」とあなたに質問したところで終わりましたね。考えてくれましたか?今週はその答えをダン・ケネディが教えてくれます。

小企業の資産を金額的価値に応じて簡単に並べるとこうなる。建物、機材、在庫品、人員、債権、独自商品など。一番価値があるのはどれだろうか? このメールを読むのをやめてペンとメモを取り、リストを作って欲しい。

さて、リストは出来ただろうか? ほとんどの人は、最も価値のある資産のリストの中から、“顧客リスト”を除外しただろう。

顧客の価値を重んじる数少ない業界の一つは通信販売業界である。その理由はおそらくこうだ。評判の良い通販企業は、他の様々な業種よりもずっと顧客を大事に扱っている。通販企業は顧客獲得のためにコストを費やすことを評価し、さらに財務記録に資産として顧客を載せているからである。

そのため、顧客を失うと貸借対照表や損益計算書は当然のように悪化することになる。私の企業の設備や人員が奪われても、顧客さえ残れば6ヶ月以内に全てを取り戻すことができるだろう。

顧客やクライアントの獲得には莫大な金がかかる。最初の業務で顧客獲得に資金をつぎ込むと、大抵の企業は最初のセールスで金を失うことになる。

このように考えてみて欲しい。あなたの事業は各顧客に投資している。顧客を十分確保し投資に対して最大のリターンを得るためのポイントは、「意識のトップ原理(The Top of the Consciousness Principle)」と呼ばれるマーケティングの概念である。これを有効に利用できるかどうかはダイレクトマーケティングに大きく依存している。

これを完全に理解してもらうために、まず「マーケティング・ノイズ」について説明しなければならないが、これは翌週紹介します。

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ダン・ケネディ

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を生みだしている。そんな彼のことを、アメリカで最も億万長者を生んだ人として、「億万長者メーカー」と呼ぶ人もいれば、「21世紀のナポレオンヒル」と呼ぶ人もいる。 「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典氏も、彼の著書を監修し、絶賛のコメントを寄せている。

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