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見込客に聞いてもらうための秘訣

2015.8.31 | ,
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From:ダン・ケネディ

前回の投稿では、オファーに対するレスポンスを増やすために、私が知っているマーケティングにおける最大の秘訣を1つお伝えしました。今回は露出を多様化することについてお伝えします。

まず、お伝えしたいのは、同じ媒体を使って、同じ見込客リストまたは顧客リストに数回フォローアップをするという方法です。

例えば、そのリストの客に対して1回郵送するのではなく、3~6回郵送するのです。

その他に、小さな会社が露出を多様化するためのマーケティング戦略には、媒体を組み合わせるという方法があります。

もし、見込客にあなたからの郵送物が届き、新聞でもあなたの広告を見て、看板広告も見て、Val-Pak(訳注:クーポン配布などを行う北米の大手ダイレクトマーケティング会社)の封筒に入ったクーポンをもらうということが同時に起これば、その見込客は、近いうちに、あなたを知っていると思うようになるでしょう。

あなたの会社名とビジネスは瞬時に認識され、露出量を上回る結果を得られるでしょう。

小さな会社のダイレクトマーケターの中には、「補強」する広告として他の媒体を使うマーケターもいます。彼らは、看板広告やラジオCMからのレスポンスについては、本当に何も期待していません。

認知度を高めるためだけに看板やラジオの広告を使います。そうすることで、その会社が見込客に何らかの形で直接コンタクトを取ったときに、見込客に心の中で「ああ、そうだ。これは知っている。」と思ってもらうことができるのです。

これによって、見込客は、オファーに対してより一層受け入れやすい姿勢になります。

小さな会社の人たちは、このタイプの「補強」広告にかかる費用は慎重にコントロールしなくてはなりませんが、低コストで実施できることはいくつかあります。

会社のイメージを統一すること ― 色、会社名、ロゴマークを、ビジネスの店舗や事業所、社用車、制服、看板、そしてもちろんあらゆる広告において、統一すること。
キャッチフレーズは、その意味が理解でき、ビジネスの内容を実際に表わしていて、覚えやすいものにすること。
多くの見込客に1回だけコンタクトを取るよりも、むしろ、少ない見込客に繰り返しコンタクトを取ること。
チラシやパンフレットを一軒ごとまたは会社ごとに配布すること。
社用車に会社名などを表記すること。
市民のイベントでスポンサーになること。

以上のように、さまざまな媒体で「補強」広告をする計画を立てることによって、あなたが望むようにうまくオファーを成功させることができます。

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を生みだしている。そんな彼のことを、アメリカで最も億万長者を生んだ人として、「億万長者メーカー」と呼ぶ人もいれば、「21世紀のナポレオンヒル」と呼ぶ人もいる。 「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典氏も、彼の著書を監修し、絶賛のコメントを寄せている。

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