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リスト集め(以前は難しかった…でも今は簡単です)

2015.5.19 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

「ネットで商品を売りたいけど、リストがない?」

インターネットマーケッターで、世界的に有名なセールスライターのロバート・ブライは、ネットで素早くリッチになるには以下の3つのものがあればいい、と言っている。

1)売るための商品

2)オプトイン・リスト
(迷惑メールじゃない、ちゃんと配信の許可を得ているリスト)

3)リストを販売ページに誘導し、購入につなげるスキル
(つまりセールスライティング)

まず#1について。
これは、あなたが事業をやっているなら、今あなたが売っているもののこと。もしこれから事業を立ち上げようとしていて商品がなかったとしても、

・自分自身の専門知識を商品にする
・誰かの商品を売る(販売代行や卸など色々方法はあるだろう)
・アフィリエイトを売る

などなど、から売り物を調達することができる。

※ついでにもうちょっと言うと、「売り物」よりも大事なのは「売れる売り物」「見込み客が欲しがる売り物」が必要だ。欲しくないものはタダでもいらないが、欲しいものは大枚払っても欲しいものだ。その点、リストがあれば、リストにeメールやメルマガを送ったり、アンケートやヒアリングなどで会話しながら、彼らが何を欲しがっているのか?を調べて、その商品を調達あるいは開発して売ることができる。つまりリストさえあれば商品はあとで何とでもなるし、これが最もリスクの少ない商品開発方法だ(ビジネスの最も重要な成功法則は「人の欲しがるものを探して、それを売る」ということだ)。逆に言うと、下手に商品を持っているより、商品はないがリストを持っている方がビジネスの状態としてはいい、ということかもしれない。

次に#3について。
レスポンスのブログを毎日読んでいるようなあなたなら、一般の社長起業家に比べて、かなりライティングの技術は高いだろう。そうでなくても、教材やセミナーなどに参加すれば、短期間で「そこそこ」のコツを掴むことはできるはずだ。(もちろん、ライティングは「キャリア」であり「スキル」なので、日々訓練して磨いていくことで、どんどんうまくなってきて、それによって売上も基本的には増えていく。)

それに、、、リストさえあれば定期的にそこに役立つ情報を送ることで、リストを「育てる」ことができる。そうすれば、リストとの間に「人間関係」が構築されていくので、それほど優秀なセールスコピーを書かなくても、商品を売ることができる。リストがあれば、一発勝負の販売じゃなく、じっくり売ることができるのだ。

でも、、、多くの人に最も足りないのが、#2の「オプトイン・リスト」だ。

メールを送ってもいいよ、という人たちのリストのことだ。
この、リストを集める、というところに苦手意識を持っている人はとても多い。

ネット販売で、あるいはダイレクトマーケティングで成功するためには、あなたの売っている商品やあなたの会社に関心のある「オプトイン・リスト」が必要だ。ネット販売で成功している会社はほとんどすべて、たくさんのリストを持っている。

でも、リストを集める、ということを聞いただけで思考停止状態になってしまう人がいる。売りたい物はある。売れる文章の書き方も習った。でも、、、リストが集まらない、、、と。。。

利益はリストの中にある

そんなあなたに、リスト構築に関する、恐らく世界で最も有名な人物から学んだコツをシェアしようと思う。彼の名前はジェフ・ウォーカー。「ザ・ローンチ」という本の著者だ。彼は、商品なし、リストなし、金なし、の状態からリストを構築し、売上を上げるエキスパート。これまでにその方法を学んだクライアントの売上合計は600億円を超えると言われている(何年も前、彼が手がけた販売プロモーションでは、とある商品が24時間で110万ドル(約1億3000万円)も売れた。そしてこれをきっかけに彼はとても有名になった)。

彼自身がほとんど無収入の崖っぷちの状態で見つけたこの方法は、ゼロからリストを構築したい人にも、商品を爆発的に売りたい人にも応用できるとても優れたメソッドだ。では彼は最初、何をやったのか??

友人知人19人のリストから
メルマガをスタート

事実、彼自身はたったの19リストからネット販売のビジネスをスタートしている。友人知人、自分の妻などの小さなリストだ。その小さなリストに第1号のメルマガを配信した。その後メルマガは月2回配信し、簡単なサイトを立ち上げた。リストとコミュニケーションをして内容を微修正しながら情報を配信していく。そうすると2つのことが起こった。

①メルマガの読者が少しずつ増えるようになってきた、②もっと詳しい情報を知りたいという要望が出てきた。そうして彼はリストに、自分の「商品」を販売することにした。結果、約16万5000円の売上になった。

シード・ローンチの秘密
商品を作ってそれを販売してお金を得ながら、、、小さいリストを少しずつ育てて大きくする。

彼が開発した「シード・ローンチ」という方法は、商品なし、リストなし、お金なし、の状態からスタートするのにとても向いている(シードとは「種」のこと。事業の種を蒔いて、大事に少しずつ育てていくイメージだ)。この後彼はこの最初の小さなリストを育て、次の商品販売で60万円。その次80万円。その次340万円。そして1060万円。と、少しずつ成果を増やしていくことに成功している。

「リスト構築は、今は簡単になっている」
(by ジェフ・ウォーカー)

彼は最初、19人のリストからスタートしたが、今はもっと簡単に、最初の小さなリストを作ることができると言っている。その方法は、Facebookを使うことだ。Facebookに役立つコンテンツを一定期間配信すれば、すぐに少なくとも50~100の「リスト」を構築することができる(ちなみに、「リスト」は何も「メルマガリスト」だけに限る必要はない。Facebookの友達やフォロワーなど、あなたの配信するメッセージの「受け手」、あなたから「コンタクトできる相手」はあなたのリストになる)。

そして今、リストがないからといって焦る必要はないし、誰かと比べてリストの数が少ないからと言って劣等感を持つ必要もない。なぜか?以下がその理由だ、、、

理由1)マイクロリスト(ごくごく少数のリスト)から始めればいいから

リストは育てるものだ。リストとの関係性もそうだし、リストの数もそうだ。リストが欲しい!と思った瞬間から何千何万のリストが手に入る、なんてことはありえない。最初は数人、数十人、のリストからはじめればいい。例えば、、、

・これまで取引のあった顧客
・名刺交換した人
・友人知人

などだ。逆に言えば、この身近な数人数十人に喜んでもらうメルマガを送ることができなければ、それを「拡張」するのは危険だろう。小さく始めて、少しずつ利益を稼ぐ。そのお金をリスト獲得のために再投資して、徐々に大きくしていく。そうすればいいのだ。というか、そうするしかない。

理由2)量より質だから

忘れちゃいけないのは、リストは人だということ。そしてリストそのものに価値があるのではなく、リストとの「関係性」に価値があるということ。インターネットを使って大量のリストと一度にコミュニケーションする、というのはとっても「効率的」だ。でもその分、「効果」は対面でのコミュニケーションに比べて薄くなる。リストを扱うときには、リストとの関係性が薄くならないよう、「量」に走らないよう慎重になる必要がある。薄いリストをいくら持っていても売上にはならないからだ。

理由3)短期間で「量」は一気に増やせるから

リストを構築するのもまた「スキル」だ。シード・ローンチなどの方法をひととおり体験すれば、それはスキルになる。リストを獲得して、リストとの関係性を深める。というのを一度やってやり方が分かれば、2回目はもっと簡単になり、3回目はもっともっと簡単になる。そうするとより高度なマーケティング戦術(広告やジョイントベンチャーなど)が使えるようになるので、短期間でリストの数は一気に増える。リストの数も、リストとの関係性も、リスト構築のスキルも、、、焦らず少しずつやっていけば、難しいことは何もない。

あなたにリストがない、というのは思い込みだ。

必ず「種」になりうる小さなリストはあるし、またそこを中心に、リストとコミュニケーションするスキルや経験、リストを増やすスキルや経験を少しずつ積み重ねていけばいいだけだ。

リストの成長と一緒に、売上やあなた自身も成長していけばいいだけだ。

難しい、と思った瞬間に、思考は止まる。
難しくはない。やるべきことを、やるだけだ。

fasdf

PS
ザ・ローンチはここで学べる。3,700円。

http://directlink.jp/tracking/af/251250/3vXxo39Z/

PPS
リストブランディングは7月開催です。(残り22人)

http://www.theresponse.jp/TLB/?ts=ALL_199800_150515-150519
※特別割引価格は今日まで

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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