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広告はラブレター

2016.2.27 | ,
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From:楠瀬健之

From:楠瀬健之

「広告はラブレター」

これは、ケネディからの教えで僕が一番気に入っているもののひとつです。

というのも、今回は僕が書くはじめての記事なので、ダン・ケネディが教えてくれたことの中で、絶対に忘れてはいけないことを、伝えようと思って、この言葉を選びました。

※僕のことをよく知らないという人はこのポッドキャストを聞いてみてください。
※役に立つ話はまったくありません。僕の年収がマイナス5000万だった時の話です…

なぜ、広告はラブレターなのか?
広告と恋愛は非常によく似ています。

想像してください、、、あなたに好きな人(売込みたい相手)ができて

「私は年収3,000万円を超えているから何不自由無い暮らしを約束するよ」
「フェラーリを3台持っていて、気分によってどれに乗るかを決めているんだ」
「モナコの高層ビルにマンションを2つ持っているよ」
「政治家の○○さんを知っているんだ、私は政財界に顔が効くんだよ」
「この時計は世界に20個しかなくて、2000万円するんだ」

たしかにこういうことを言うと興味津々になってくれる人もいます。でもどうでしょう?その相手はあなたのことが好きなのでしょうか?多分、違います、、、

  • あなたの
  • 年収
  • マンション
  • 権力
  • 金、金、金

これらに恋をしてくれるだけ。それがいいとか悪いとかは思いませんが「むなしい、ほんまにむなしい。。。」何を隠そう少し前までの僕です。

自分の周りにはお金目当てのハエみたいな人しか集まらないな、、、なんでやろ?と思っていたら。「金、金、金」しか言っていないからそれに惹かれる人が周りに集まっていただけでした。

しかし、ある時気がついてしまいました。

「あれ、周りに集まる人がハエなら、俺、う○こやん」

この状態のときは常に不安がつきまとっていて虚勢を張り続けウソの自分を演じ続けていました。

この話をあなたの広告に置き換えて考えてみてください。どうでしょうか?

こういう売り方をしてあなたの会社やあなた自身、あなたの商品サービスを心の底から愛してくれる
お客さんはいるでしょうか?

恋愛と一緒で自分より条件のいい相手が見つかればすぐに乗り換えられてしまいます。お客さんにそういうことはされたくありませんよね?

人は自分のことを真剣に考え本気で愛して大切にしてくれる相手を比較したりすることはありません。そのためにはまずお客さんを愛し、その人の人生をより良くするために自分の全力を尽くすこと「目の前の人に最大限の貢献をすること」です。

そして、自分の商品サービスが本当に愛した人の人生を素晴らしいものに変えられることが確信できたらあとはどうすればこの商品サービスの素晴らしさが愛する人に正しく伝わり使ってもらえるかを相手の気持ちになって考えるだけです。

あなたの広告はつまらない自分の虚勢だらけの内容になっていないでしょうか?
あなたの愛する人に向けて書いたラブレターのようになっているでしょうか?

広告でやるべきことはこういうことです。

スパイダンケネディコピーより引用

親愛なるベティ、
心から愛している。

君が死ぬまでずっと君と僕たちの子どものことを見守っていきたい。楽しいときも苦しいときもあると思う。でも自分の持てる全てをかけてベストを尽くすつもりだ。

時には、君を怒らせ、困らせることがあるかもしれないが、君を決して退屈させないと約束する。

どこかで読んだが、結婚の契約は唯一期限を決めない契約だそうだ。いつ終わるともいつ再開できるとも決まっていない。。。ただ、「死が二人を分かつまで」とだけ言っている。君に知っていてほしい。ぼくはその取り決めを気に入っている。だが、本当のところ、結婚しないほうがよかったのではと思うこともある。だから、僕たちはお互いが望んだから共に人生を歩んでいるのだということ、必要や義務からではないことを日々分かりあっていけたらと思う。

すべての愛をこめて
ジョー

どうでもいいことですが、これを見て僕は結婚したいなと思いました。ここには何のテクニックも存在していません。あるのは正直な相手への思いだけです。

決して虚勢をはらず自分の至らないところを認めそれでも相手を愛してそばにいたいという気持ちが伝わってきます。

広告はあなたが幸せにしたいたった1人を思い浮かべて、どうすればその相手をあなたが(あなただけが)幸せにできるということを証明し信じてもらえるかを伝えるための手段です。

しかし、「ダイレクトレスポンスマーケティング」「セールスコピー」「営業」について学んで実践していくといつの間にか、、、

これらのスキルは全てお客さんを説得したり心理的に影響を与えて思い通りに操作したりするためのものだという風に考えてしまいます。

これはよくある間違いです。正直に打ち明けると、私もこの間違いを犯してしまっていました。

7年前、ダイレクト出版とセールスライティングに出会って衝撃を受けた私は絶対にこのスキルをものにしてやると意気込み良さそうだと思った教材は片っ端から購入し必死で勉強しました。

そして、のめり込んで勉強すればするほどこの間違いを犯してしまっていました。

実はこの間違いはセールスライティングの可能性に気付くセンスがあり自律心や向上心を持って真剣に学んでいる人ほど陥りやすい間違いです。

ですので、あなたも広告を書いたあと、一度、その広告がラブレターになっているかチェックしてみてください。

楠瀬健之

追伸:
ダンケネディは現実主義で厳しい発言をするため、ほとんどの人に勘違いされているのですが、愛に溢れた素晴らしい人物です。本当はもっと具体的なDRMの話をしたほうがいいのは分かっているのですが、どうしても一番最初はダンから教えてもらった「広告はラブレター」ということを伝えたかったです。次回からはDRMについて具体的な話をしていきますので許してください。

追伸2:
これからこのブログを通して、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)に関する事実をありのままに公開し、具体的に何をすればいいのかを明確にしていきます。圧倒的な成功事例の詳細な裏側や、その成功事例を他の業種で応用する方法。成功事例だけでなく失敗してしまった施作も公開していきます(そうすればあなたは同じ失敗をしなくてすみます)。

楠瀬健之

セールスライター、マーケッターとしてダイレクトレスポンスマーケティングを数々のクライアントで実践。DM、FAXDM、オリコミチラシ、インターネットなど様々なメディアを活用し、営業せずに自動で売れ続ける販売モデルの構築を得意としている。

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