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2011の目標:それでいいの?

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From:小川忠洋

From:小川忠洋 

大阪のオフィスから、、

あけましておめでとうございます!

きっとこのメルマガを読むのは仕事初めの頃だろうから、今日は簡単に。新年の目標についてちょっと話そうか。おそらく、あなたも僕と同じように、今年1年の目標をたてている事だろう。っていうか、ほとんどの人はこの1年の始まりの時期に目標を立てる。

そこで個人的な事をシェアしよう。

僕の仕事机の前には、去年立てた目標が貼ってある。達成できたものもあれば、達成できてないものもある。どの目標も自分にとっては重要。だから、どの目標を達成するのにも同じだけのエネルギーをかけているはず。ま、エネルギーとまではいかなくても、同じだけの注意は払っている。

しかし、達成できた目標があるのと、達成できなかった目標があるのはなぜだろうか?よくよく考えてみると、達成できなかった目標にはちょっとした共通点がある。

それは達成するのに時間がかかりすぎる事

まるまる1年かかるような目標。12月31日にならないと、達成したかどうか分からないような目標。この手の目標は達成できてないものが多かった。理由は簡単で、あまりにも時間がかかるので、途中でフィードバックがない。フィードバックがないから、モチベーションを維持することができない。モチベーションを維持できないから、だんだんその目標を忘れようとしたり、見てても意識しないようになってしまう。

でかい目標なので、それだけ表現や内容も抽象的になってしまう。だから、何をしたらこれが達成なのか?何をしたらこの目標の横にチェックマークが付くのか?が分からない。だから、行動が生まれない。

一方で達成できた目標、達成しやすかった目標というのは、スパンが短い。1日でできる事がほとんど。それだと、毎日、毎日その目標に意識があり、達成も毎日できるので、やりやすい。

デイリーゴール

昔、サイコサイバネティクスのマットフューリーに教わった事がある。目標は毎日達成できるものを作れと。つまり、デイリーゴールを作りなさいと。これは僕がマットから教わった事で最も影響力が強く、最も効果があった事だ。

デイリーゴールを立てる事によって、毎日、目標の達成/未達成が確認できる。これは、毎日、修正改善ができるという事を意味する。だから、目標立てたけど、1ヶ月もしたらわすれちゃった・・・なんて事がなくなるし、モチベーションも持続する。

これを見て、その年に達成したい年間の目標を立てるよりも、その年になりたい自分/やりたい事をベースにしたデイリーゴールを立てる方がベターだと感じた。なので、今年はほとんどがデイリーゴールになっている。

(ちなみに個人的な事だけど、2011の最大の目標は体の健康レベルを上げる事。だから食生活を変えたり、ちょっとした運動をしたりとか。それらは、すべてデイリーゴールである)

年間目標を立てるのにどれくらい時間をかける?

昔、セミナーで教わった事がある。1日のやるべき事を考えるには1440分の1%である15分程度かけるべきだと・・・。もし、それが正しいなら、1年間の目標にはどれくらいの時間をかければいいのか?365日の1%だから3、4日という事になる。

そう考えてみるとちょっとビックリ?だってほとんどの人は、1年の目標を立てるのに、そんなに時間をかけてないだろうから。10分とか、ほんの思いつきとかで目標を決めてしまう。・・・果たしてそれは正しいのか?

1年間追い求める目標をそんなに簡単に、そんなに短絡的に決めてもいいのだろうか?人間の脳ってのは、目標を決めたら、自動的にそれを追いかけるシステムになっている。なのに、その目標、つまりターゲットをそんなに簡単に決めてもいいんだろうか?

よく、進路で悩む学生とか将来の事で悩む人がいる。彼らは今後30年とか40年のキャリアの事を1日2日悩んだだけで答えを出そうとしている。そりゃ出るわけねぇーわな・・・と思うのは僕だけか?

大きな目標なら、長い時間をかける目標なら、本当にその価値があるか?本当にそれは自分の望んでいる事か?などもっと真剣に時間をかけて考える価値があるんじゃないか?

答えはあなた自身が決める事だが、ちょっとしたインスピレーションになれば幸い。

では、今年もよろしく♪

小川忠洋 

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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