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2015最後に

2015.12.28 | ,
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From:小川忠洋

西宮のプライベートオフィスより

 早いもんで、もう2015年が終わってしまった。今年あなたはどんな事をしただろう?どんな変化があっただろうか。うちは外側からは見えにくいかもしれないけど、内側では大きな変化があった。来年にはその変化が少しずつ外側に出ていくだろう。

 ずっと開発していたシステムも3月に出来上がるし(これでウチの事業は大きく変わる)今年、準備していた大きな新規事業も来年には本格的にスタートできるだろう。そのサービスができたら、すぐにお知らせするのでご安心をw

 さて今日は1年の締めくくりと言うことで、何の話をしようか考えているんだけど。。。そのために、今年つけていた日誌(ジャーナル)を1年分、振り返って読んでみた。いろんなことがあったけど、ぼくの中でのニュースは3つほどあって

売上が昨年対比で38%アップした

 去年もそうだったけど、今年も順調に成長することができた。まだこれを書いている時点で1年が終わってないからわからないけど、ちょうど売上50億円くらいになった。

 現状のペースを見ていると、後、3年から5年で100億円台には載せられるかなと思っている。けど、まぁ来年は少しブレーキかかるかもなぁ〜なんて予測。

新規事業Pride&Historyが大成功

 売上が上がったことよりこっちの方が嬉しかったな。ぶっちゃけとてもプレッシャーだったもんで。この事業は、儲けが目的ではなく、日本の将来のため。と思ってやったので、普通の事業と違って失敗すると痛かった。

 けど、蓋を開けてみたら過去最高の成功を記録した。そして来年は、フーヴァー研究所でのリサーチプロジェクトもやる予定で、面白い展開になりそう。カネはかかるけど(T . T)

米国に会社設立

 これは別に始めた新規事業でロイスと一緒に米国に会社を作った。まだ作ったばっかりで何も動いてないので実感はないけど、まぁ、個人的には、米国に会社を作るって行為が初めてだったので、何となく、「おぉぉ」って感じ。来年にはしっかりと動き出すだろう。

 けどなんか、あれだね。4、5年前はこんな事は想像もしなかったけど、今、こうなってるんだから、5年後には、どうなってるんだろう???と楽しみだね。

 ジャーナルを振り返ってみて分かったのは、今年は3つの新規事業を同時に立ち上げようとしていたみたいだ。振り返ってみて、バカだと思った。1つでもうまくいけば万々歳なのに、全エネルギーを必要とするような新規事業を3つもやろうとしてたなんて…振り返ってみると、自分の愚かさ加減がよく分かった。

 新規事業ばっかりやっていた結果、本来やるべき「経営」の仕事が十分にできてなかった。もっとこっちに時間をかけたかったな。2016年は経営の仕事をしっかりやろう。ドラッカーが言っていたんだけど、

「やるべき事をまずやらないといけない」

 やりたい事を優先してはいけない。経営者が企業買収をよくしたがるのは、それがエキサイティングで興奮してアドレナリンが出るからだと。それに比べて既存事業や日常業務の改善は、ちっとも興奮する仕事ではないけど、そっちの方がやるべき事が多いので、やるべき事をおろそかにしちゃいけないと。

ジャーナルをつけよう

 こんな事が分かるのも、毎日ジャーナルをつけているからだ。ジャーナルは日本語では「日誌」って言うけど、何となく、ジャーナルの方がしっくり来る。多分、一番最初にジャーナルをつけなさい、と教えてくれたのがリッチシェフレンだからだろう。

 リッチのファウンダーズクラブと言う、オーディオコーチングの中で、レポートがあるんだけど、その中で「思考術」に関するものがあって、ぼくはそれにとても影響を受けた。と言うのもリッチの思考は素晴らしく、彼のレポートやらブログを読んでいると、その考えの深さによく驚かされていたからだ。(ちなみにケネディの思考法も面白い。常に想定外の視点をもたらしてくれる)

 んで、そのコツはっていうと、ジャーナルをつける事なんだそうだ。つまり常にジャーナルを書いて、そこで考えに考え抜き、それをまとめていると。「考える」ってのは社長にとって、とても重要な仕事なのは言うまでもない。(ま、社長以外でもそうだけどね)

 でも、考えるって、じゃーどーやるの?って話だけど、よく何もせずに目線だけが上の方を向いてぼーっと考える状況があるけど、あれは、ぼくは「考える」だとは思わない。あれは、ぼーっとしてるだけだ。

 考えるって行為は、もっとアクティブで、つまりは、紙に何かを書いている時だ。紙に書いている時の方が、頭の中でコンセプトをいじくり回しているよりもはるかに効果的に、深い考えができる。

 人間の脳のメモリーはそんなに大きくない。なので、一度に7、8個の問題を同時に扱って、それの関連性を見極める、なんてことはかなり難しい。だからこそ、紙に書き出して、脳のメモリー負担を減らさなければ、良い思考はできない。個人的には、脳はとてつもないハードディスクととてつもないCPUと、貧弱なメモリーの組み合わせだと思う。(もしかしたら貧弱なのは、ぼくのメモリーだけかもしれないがw)

 ま、とにかく、何が言いたいか?というと、ジャーナルをつけよう!という事。

 あなたの仕事上、これほど良い習慣はなかなかない。ジャーナルをつける事によって、思考が研ぎ澄まされるし、問題の把握も簡単にできる。自分自身のパフォーマンスを計測する事もできる(つまりパフォーマンスアップする)ぼくはもう、かれこれ5年以上つけているが、何年も前に書いたジャーナルが未だに役に立つこともある。

 それに良い思い出にもなる。

 ちょうど、一年の切り替わりなので、心機一転、2016からはジャーナルをつけてみよう。数年後、きっと、感謝することになると思うよ。

ーおがわ

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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