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想像と現実の乖離

2015.1.24 | ,
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From:ハワードジョイマン

From:ハワード・ジョイマン

こんにちは、ハワードジョイマンです。

ニューヨークのウォール街って行ったことありますか?世界経済の中心って言われているので、昔から一度行ってみたくて、来週1月28日から2月1日までニューヨークに行ってきます。

ただ、申し込んだ後から分かったのですが、今の時期って、ニューヨークって極寒の地だそうで、私、どうしたらいいか?めっちゃ心配ですが、折角、行くので楽しんできたいと思います。

僕は勝手に、ニューヨークってすごいところだと思い込んでいるので、意外と行ってみると、「そう大したこと、ないんちゃうん?」ってなるかもしれないな~って思っています。

ようは勝手なイメージでニューヨーク(物事)をとらえるのではなく、実際に行くことで、等身大のニューヨークを体験してきますね。

というのも、勝手なイメージだけで物事を判断していることってたくさんあると思うんですね。というのも、私自身はウォール街を金融の街だとずっと思っていたわけなんですが、どうもそうでもなさそうです。

というのも、wikipediaの記述を見ると、現在では多くの金融機関が、かつてウォール街に置いていた本社機能をミッドタウン、ニュージャージー州やブリッジポートへと移転させてしまっているようなんです。

JPモルガン・チェースという会社が、最後まで残っていたようなんですが、2001年11月に本社ビルをドイツ銀行に売却したそうです。このため、ウォール街には、現時点で純米国資本の大手金融機関の本部は存在しないとのことなんですね。

ただし、これもあくまでも、ネット上に乗っていた情報にすぎません。確かに、金融機関の本社は無いかもしれませんが、だからといって、もはや金融の街ではないと決めつけるのも早計です。つまり、実際に自分の目と耳と足で感じてくるしかないのです。

想像と現実の乖離

こうやって自分の勝手な想像と実態の現実の乖離を埋めていくことで、余計な情報に振り回されずに、実態の理解ができますよね。

というのも、例えば、Wikipediaとかの情報だって、本当に正しいかどうかはわかりません。情報というのは、誰かが意図をもって書いているものです。誰もが自分が収集する情報を全て正しいものだと思って、それを判断基準や根拠にしてしまっています。

これって実はものすごく危ういことでもあります。そして、こうやってさまざまな情報を収集しながら、現実とその人の頭の中での思い込みに開きがでてきます。想像と現実の乖離です。

実は、私はつい1年ほど前までは、会社の経理状態はどんぶりでした。銀行通帳にあるお金の残高が増えていれば、会社はOKだろうと思っていました。単なる自分のイメージだけで、経営をしていると思っていたのです。そんな状況を、この1年ほどで改善してきました。

月次決算を行い、毎月5営業日には前月の収支状況が明らかになる状態にしました。そうやって、リアルタイムで自分の現状を把握することで想像と現実の乖離をなくしていく。

見たくない現実をみることで、会社というのは改善の方向に向かいます。

あなたは見たくない現実に蓋をして、想像だけで生きていませんか?

ハワードジョイマン

追伸

見たくない現実を見て、正しい打ち手を打つ。あなたには、これが必要かもしれません。

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ハワードジョイマン

テレビ東京の「ガイアの夜明け」をはじめ各種マスコミに取材を受ける、店舗利益最大化コンサルタント。中小企業診断士であり、絵本作家(構想・シナリオ担当)、元お笑い芸人としての経歴をもつ。会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を主催し、独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」で数々の店舗の業績アップをサポートしている。有限会社繁盛店研究所 代表取締役、株式会社繁盛店研究出版 代表取締役。

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