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「のぞき見」マーケティング

2015.8.27 | ,
  •  

From:リッチ・シェフレン

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あなたは窃視症(せっししょう)という言葉を聞いたことがありますか?

臨床心理学において窃視症とは、他人のプライベートな行動をのぞき見ることに性的関心をもったり、実際にのぞき見をすることです。具体的には、衣服を脱ぐ行為、性的行為、その他通常プライバシーに関わると考えられる行為をのぞき見ることです。

一般的には、窃視症は、必ずしも性的興味を伴う必要はなく、見知らぬ人を観察する習慣がある人のことを指して広い意味で用いられます。

今日の記事では、ある種の「窃視症」、つまり「のぞき見」について話します。これは、あなたがもっと多くの顧客を獲得し、もっと多くのお金を稼ぐのに実際に有効なのです。

最も効果的なマーケティングに必ず隠されているモノの正体

経験豊富なネットビジネスの起業家であれば理解していることですが、効果的で説得力のあるマーケティングの根幹には必ず、ユニークな利益へのフォーカスと説得力のあるビッグプロミスがあります。

あなたもおそらく、これまでに何度も聞いたことがあるでしょうが、見込み客があなたのマーケティングから知りたいことは、あなたの商品やサービスからどんなベネフィット(利益)を得られるのか、ということなのです。

正直言って見込み客にとって、あなたのことや、あなたのネットビジネス、あなたの経験、あなたの資格は、どうでもよいのです。彼らが一番気にしているのは、あなたの商品を買ったり、お金を払ってあなたのサービスを受けたりすることで、自分の人生がどのようによくなるか、ということです。

そして、最も効果的なマーケティングは、こうしたベネフィットをはっきりと示し、それにフォーカスします。それから、このベネフィットに基づいた説得力のあるビッグプロミスを、それを裏付ける大量の証拠とともに示します。

多くのオンライン起業家が、自分のマーケティングにおいてベネフィットとビッグプロミスにフォーカスするときに問題となるのは、誇大広告にならない範囲でいかにしてこれを実践するか、ということです。

さらにあなたの商品の良さを証明できる「のぞき見」ツールって何?

あなたの商品やサービスがこれまでにそうしたベネフィットを提供してきた実績を見込み客とシェアすることは、必ず役立ちます。でも、「この商品はこういうことができます」とそのものずばり言うよりも、あなたの商品によって何ができるのかを証明するのにもっといい方法があるのです。

知りたいですか?それでは、このおいしい「のぞき見」ツールについて説明します。あなたの見込み客にちょっとしたのぞき見を楽しむチャンスを与えるのです。そうです。のぞき見をさせてあげるのです。あなたの見込み客が顧客になった実体験をちらりと見せてあげるのです。

「どうやって?」とあなたは思うでしょう。

見込み客から顧客になった説得力のあるストーリー

を使うのです。つまり、あなたの見込み客として典型的な人物が、あなたの商品やサービスからどのようにベネフィットを得たかというストーリーを語ることで、あなたは見込み客の思考回路のなかにある、「あなたの言うことは全部宣伝に過ぎない」という部分を巧みに回避することができます。

言い換えれば、あなたが、ある見込み客が満足した顧客になった実体験を示し、そのストーリーを語るとき、あなたのマーケティングのメッセージは、もはやマーケティングとはみなされないのです。それは、単なる1つの体験談とみなされます。

そして、あなたの商品やサービスによってあなたが可能だと約束した利益がどのようにもたらされたかについて、その体験談がはっきりと示すことができれば、それは、単なる宣伝文句ではなく、事実として受け入れられます。

体験談を語るのに最高のフォーマットとは?

そうですね、まず、ストーリーの主役(つまり顧客)は、典型的なあなたの見込み客と同じ状況に置かれた人にする必要があります。

つまり、例えば、あなたが借金から抜け出すための情報を商品としてマーケティングしている場合には、ストーリーの主役は、数千ドルの借金を抱えているところからスタートしたら良いでしょう。もっと良いのは、典型的なあなたの見込み客よりもさらにひどい状況からスタートさせることです。それができたら、ストーリーはさらにパワーアップします。

例えば、あなたが借金から抜け出すための情報を商品としてマーケティングしている場合には、あなたは、十万ドル以上の借金をし、持ち家が差し押さえられ、破産申告することを余儀なくされた人のストーリーを語ることができます。

続けて、あなたの情報サービスを使ったときのその人の経験を語り(もちろん、本当の話を伝えます!)、そして、その人が借金を完済し、品質の信頼度を回復し、自宅を取り戻した上で、手元に現金を残すにいたるまで、、、いかにこの情報サービスが役にたったかを示してストーリーを終えます。

この例では、中程度の借金を抱えている見込み客ならすぐにこう思うでしょう。「この情報サービスを使って、こんなにひどい金銭状況から抜け出せた人がいるなら、私にとっても簡単に同じように役立つはず。。。」

素晴らしい体験談を語るコツは、典型的なあなたの見込み客よりもさらにひどい状況に主役を設定してストーリーを開始し、その後、よくある不安や懸念、疑いにもかかわらず、主役がどのように行動をおこし、顧客になるにいたったのかを語ります。

顧客が味わった感情的あるいは「身体的」経験、そしてあなたの商品やサービスを利用したことについて詳しく述べ、最後に、あなたが約束している利益をどのように体験したかを示して、あなたの見込み客が望む状態にたどり着いたところでストーリーを終えます。

このようなストーリーは、読者に強い影響力をもつだけではありません(人間は体験談に注意をひかれるものですからね)。

顧客の体験談は、あなたの実績を示し、あなたの商品が顧客に利益をもたらす能力を示し、あなたのマーケティングの背後にあるビッグプロミスをかなえる能力を示す、強力なマーケティングのメッセージを届けることにもなるでしょう。

リッチ・シェフレン

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リッチシェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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