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縮小していく顧客リスト

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From:ダン・ケネディ

「New Client Acquisition Marketing (新規顧客獲得のためのマーケティング)」は、起業家にとって最重要事項だと思います。あなたのビジネスが生き残れるかどうかは、失った顧客の穴埋めができるかにかかっているんですよ!疑ってかかるのであれば、以下の現実を見つめ直してみてください。

あなたの既存顧客を盗もうと、競合相手は目を光らせています!

人口構成を研究する統計学者や科学者たちは、居住地にもよりますが、今後12ヶ月のうちに最高で35%まで顧客ベースが減退あるいは消滅すると予想しています。まさにその通りですよ。引っ越していく顧客も多いでしょうし、亡くなる場合だってあります。障害を負ってしまったり年老いていったり。失業や離婚を経験することもありますし、中には立ち退きを強いられる人もいるかもしれません。それに金銭的な損害を被ることもあるでしょう。理由は何であれ、あなたのレーダーからいずれ顧客が消え去ってしまう日というものは必ず訪れるのです。

さらに悪いことに、残った顧客のうちの5〜15%も強引なライバル会社が奪い取ってしまうでしょうね。つまり、まさに今この瞬間にあなたの顧客名簿は50%もの割合で縮小していっていると言っても過言ではないのですよ!

この数字がバカげていると思うのであれば、立ち止まって考えてみてください。過去に取引があったものの現在は音沙汰のない顧客はどれくらいいますか?「消息の途絶えてしまった」顧客に何があったのか、そのストーリーを知ったらあなたは驚くかもしれませんね。だからこそ、失ってしまった顧客の穴を埋めるために、新規顧客の開拓を熱心に行っていく必要があるわけですよ。

企業の多くは、”自然に”顧客が増えると信じ込んでいて(年間で平均わずか1〜2%程度にすぎません)自ら顧客獲得に向けたマーケティング活動を行う努力を怠っています。これだけは断言しますよ・・・顧客減少の危機に直面しているという現実を把握せず、そしてそれを阻止することができなければ、あなたがとんでもない強運の持ち主でない限り、ビジネスの存続は難しいでしょうね。ましてや経営の拡大なんて到底無理な話ですよ。

-ダン・ケネディ

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を生みだしている。そんな彼のことを、アメリカで最も億万長者を生んだ人として、「億万長者メーカー」と呼ぶ人もいれば、「21世紀のナポレオンヒル」と呼ぶ人もいる。 「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典氏も、彼の著書を監修し、絶賛のコメントを寄せている。

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