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無料コンテンツの7つの恐ろしい罪 Part 2

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From:リッチ・シェフレン

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前回は、マーケターが無料コンテンツを作るときに必ずといいほどやってしまう7つの恐ろしい罪(1から3)について紹介しました。実際、ほとんどのマーケターが罪深い無料コンテンツを作っています。

罪深いというのはつまり、大量の時間をかけて無料コンテンツを作ったのに、さっぱり売り上げが増加しないというものです。今日はその続き(4から7)の罪について紹介していきます。前回の記事をまだ見ていない人は、まずはこちらから確認してください。

罪その4:誰もが知っていることを提供すること

誰だって、無料コンテンツの中で、それまでに何度も聞いてきたことをまた聞きたいとは思いませんよね?

ですから、もしあなたが、「健康のためには野菜を多くとろう!」とか、「体重を減らすには必ず1日20分運動しよう!」などの、いわゆる「当たり前のヒント」を配っているなら、誰かに聞いてもらえるとか、ましてや、自分の商品を買ってもらえるとかは期待しないでください。

と言うか、ありきたりな知恵を無料コンテンツ中で配ると、あなたが考えているよりもいろいろな面で売上に悪影響があるほどです。

実際、あなたが情報商材を扱っていて、ありきたりなアイデアを無料コンテンツ入れたりすれば、見込み客はほぼ間違いなく、「この人の商材にも、これと同じような、ありきたりアイデアが入っているんだろうな」と思い、あなたの商材を買うことはなくなるでしょう。

同じことが実際の商品やサービスについても言えます。あなたが無料コンテンツの中でどこかよそでも聞くことのできるアドバイスを配っているなら、読み手は、あなたの商品やサービスも「ありきたりのこと」だとみなして、無視するでしょう。

例えば、レストランの店主が「チキンを切ってみて火がきちんと通っているか確かめなければいけない理由」とか、「卵に醤油をかけて、さらにおいしくしよう!」とかといったことをブログに書いているとします。

まじめな話、もしあなたがこの人のブログを読んでいたら、このレストランの食事は本当にそれほどおいしいと思えますか。私だったら思えません。

だから、ありきたりなアイデアを無料コンテンツとして提供するのは止めましょう。そうではなくて、例えば「脂肪を減らすには脂肪を食べよう」とか、「寝ながら痩せる方法」など、直感に反するアイデアを使いましょう。

私を信じてください。このような直感に反するアイデア1つで、あなたの商品の売上はより加速するでしょう。

罪その5:複雑すぎること

私自身も以前この罪を犯したことがあります。私たちは起業家なので、コンテンツの中で、徹底的にやりたいし、1つのアイデアをあらゆる角度から詳細に述べたいと思っているのです。

でも実際は、あなたの見込み客は忙しいです。だから「売り上げをアップするのに役立つ100のアイデア」など必要ないですし、欲しいとも思っていないのです。

普通の見込み客は、何をやるためであれ、1つの、たった1つの、最高の方法を知りたいと思っています。もしあなたがそれを提供することができたら、彼らは「このコンテンツをシェアしてくれてありがとう」と感謝するだけでなく、あなたの商品も買いたくなる可能性も高くなります。

罪その6:退屈になること

これについても言い訳のしようがありません。でも私たちはみんなきっと、この罪を犯したことがあると思います。

あなたのコンテンツが退屈なものである合図は、

    1. あなたのブログ記事やフェイスブックなどにコメントがつかない(これは、コメディアンが冗談を言っても観客は全く笑わないのと同じことです)。
    2. 読み手に話しかけていない(一般大衆に話しかけてもあなたのコンテンツは退屈なものになるだけです)。
    3. あなた自身が退屈な人間である。熟練のマーケターに聞いてみてください。みんな口を揃えて、「コンテンツを書いたり、撮影したりするときにあなた自身が退屈を感じているなら、それを読んだり見たりする人も退屈を感じるだろう」と言うはずです。

上の問題点を解決する簡単な方法を教えましょう。

    1. 読み手の関心を引くために質問をする。
    2. 新しいコンセプトやセオリーなどを紹介するときはいつでもストーリーや例を使う。
    3. 「あなた」や「私」といった言葉を早めに使う。そうするとあなたは、1人の人間にいつも話しかけている感じを出せる。
    4. あなたの書いたコンテンツを声に出して読み、退屈に感じないか確認する。

罪その7:売上が増えないこと

これは7つの罪の中で最悪の罪であると同時に、全ての罪を含有しています。

前にも書きましたが、あなたは、あなたの作る無料コンテンツついても、なぜ、それを読んだらあなたの見込み客があなたの商品を買いたくなるのかを理解していないといけません。あなた自身がそれを言えないなら、あなたの見込み客が言えるはずないですよね?

もしあなたがこれらの罪を犯していると思うなら、それを改善するべく、あなたの無料コンテンツを見直してみてください。または、メルマガやブログの記事を書くたびに、今回と前回の私の記事「無料コンテンツの7つの恐ろしい罪」を見直すと良いと思います。

では、最後に、

    1. この記事はあなたの役に立ちましたか?
    2. あなたは自分がこれらの罪を犯していると思いますか?

いつもと同じように、答えはコメント欄に書いてください。

リッチ・シェフレン

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リッチシェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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