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売れるPOPの作り方3つのポイントと盲点

2014.10.18 | ,
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From:ハワードジョイマン

From:ハワード・ジョイマン

「ちゃんとPOP書いてんねんけどな~」

POPというのは、小売店、飲食店、美容室では一番とっつきやすい販促法なので取り組む方も多い。私のクライアントでもPOPだけで毎月の売上が15万円増えた!30万円増えたという方は多いです。

しかし、世の中を見渡すと、POPをやっているけどなかなか商品が売れないという方もいらっしゃいます。そこで今日は、売れるPOPを作るための3つのポイントと陥りがちな盲点についてお話しします。

限られた時間で得られる気づきが多くなるように、まずは、POPで陥りがちな盲点について書きながら、その後で、売れるPOPを作るためのポイントをお話ししていきますね。

盲点「見えへんねん!」

折角、POPを作っても売れない方の典型的な特徴の1つが、実際に作ったPOPが小さくて見えないという点です。事務所でPOPを作っていると、紙も文字も小さくなって、いざ、店頭にPOPを貼ってみると、イメージしていたより小さくて、売り場で全く目立たないという場合があります。また、字が小さすぎて読めなかったりします。

顧客と同じ状態で観察する

例えば、美容室ならば、カット台に座った状態からお客さんが見えないと、どんなに良い商品のPOPでも読むことすらままなりません。治療院ならベットに寝ているときとか、飲食店なら席に座っているときにちゃんと、それが読めるのか?

実際にPOPを作るときは、お客さんがいる場所で、お客さんと同じ状態で、「お客さんからどのように見えているのか?」把握して、それに対応した紙の大きさ、文字のサイズ、色使いを意識してPOPに反映させる必要がありますよね。

売れるPOPのポイント その1

お客さんが努力しなくても、嫌がおうにも見えちゃう大きさでPOPを書くという事。お客さんが自ら見ようと思って努力しないと見れない大きさのPOPなんて、存在していないのと同じです。相手に考えさせたり、努力させるようなPOPでは、そもそも売れる訳がありません。あなたは以下の3つについて意識していますか?

  • POPの大きさ
  • 貼る場所・高さ・位置
  • POPが見えるタイミング

売れるPOPのポイント その2

お客さんは、商品自体が欲しい訳ではありません。お客さんは、自分が抱える悩みや問題を解決するために、その手段として商品やサービスを利用します。

例えば、夜景の見えるレストランがあったとします。人は、夜景が素敵なレストランに行くのは、夜景自体が良い訳ではありません。夜景が見える良い雰囲気により好きな女性と結ばれたいとか、相手から交際の良い返事をもらいたいという真の願望があります。それを実現するために、夜景の素敵なレストランを選択する訳です。

売れないという人ほど、商品自体のことを書きたがります。「●●成分が含まれている」とか、よく書きがちですよね。でも、その成分が含まれていること以上に、お客さんが知りたいことは、その成分が含まれていることで、何が良いのか?何が得られるのか?どんな悩みや問題が解決できるのか?ということです。

売れるPOPのポイント その3

POPを1枚か2枚書いたくらいで、売れないとか言っている訳ではありませんよね。やはり最初は数稽古は必要です。大体、100枚くらい書いて5枚くらいヒットするPOPが生まれればいい感じです。

でも、約分すれば20枚で1枚という計算になりますが、そうではありません。20枚書いて1枚良いPOPが生まれるのではなく、100枚書くと、その中から5枚くらい良いPOPが生まれる感じです。

そこには100枚書くという経験を通じての自身のスキルの習熟度が上がるということが含まれています。

POP1つで売上は変わります。しかも、たったペン1本で始められるのです。ぜひ、POPで売上を伸ばしてみてください。

応援しています!

ハワードジョイマン

ハワードジョイマン

テレビ東京の「ガイアの夜明け」をはじめ各種マスコミに取材を受ける、店舗利益最大化コンサルタント。中小企業診断士であり、絵本作家(構想・シナリオ担当)、元お笑い芸人としての経歴をもつ。会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を主催し、独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」で数々の店舗の業績アップをサポートしている。有限会社繁盛店研究所 代表取締役、株式会社繁盛店研究出版 代表取締役。

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