こう話しておられるのは成澤将士さん。
成澤さんは千葉でセールスライターとして活動されてまだ3年ほどですが、数々の実績をお持ちです。
例えば、1本50万円でセールスレターを依頼されたり、年間契約で600万円の報酬を受けたり。他にも、県から依頼を受けてセミナーの講師をされることも。
また、収入面だけではなく、やりたくない仕事は断り、仕事を選べるようにもなったと言います。
そんな成澤さんに、仕事が取るのが苦手だった状態から、なぜ、お願い営業をしなくとも向こうからいい仕事を依頼されるようになったのか…どのようにして年間600万の契約といった大きな仕事を取れるようになったのか…などについて、お伺いしました。
セールスライターとして起業して最初の頃は、人と会って営業をするのを避けたかったこともあって、ホームページでクライアントを取ろうとしたんですが、まったく反応はなし。広告を出してみたりもしたんですが、完全にお金の無駄遣いになっていました。
なので、自分なりに仕事を取るために走り回って、受けた仕事には全力で取り組んでいました。でも、収入はアルバイトをしていた方がマシなんじゃないか、というレベルで、当然、まともに生活できる収入ではありませんでした。
恥ずかしい話なのですが、起業当時は、共働きの嫁の給料で食べさせてもらっていました。
そんな状況をなんとか抜けだそうと、セミナーや交流会に積極的に参加してクライアントを探そうとしたんですが、、、
セミナーや交流会に参加して「セールスライターをやっています」と言っても、相手にしてくれる人はほとんどいませんでした。【ザ・レスポンス】のセミナーですら「がんばってね」と言ってもらえるだけで、まだ修行中の半人前のような扱いをされていました。
仕事のパートナーとして対等に見てもらうことはできず、悔しい気持ちがバレないようにするために、笑顔で話を合わていました。それでも、なんとかお願い営業をすることで、たまに仕事の依頼をもらうこともありました。
でも、今思えば失敗したと思うのですが、当時はクライアントをどうやって獲得したらいいのか、ということがわからなかったので、「お願いをして仕事をもらっている」という下の立場でしか仕事を取ることができなかったんです。
それに、せっかく仕事を依頼してくれそうなクライアント候補が「後日打ち合わせしよう」と言ってくれても、正直、打ち合わせに行くのが怖かったんです。「仕事が取れなかったらどうしよう」「どんなことを聞かれるんだろう」「きちんと答えられるかな?」そんな事で頭が一杯になっていました。
そんな緊張を隠して打ち合わせをしていたんですが、いざ、セールスレターの報酬の話をするときになると、、、
正直、仕事がほしい気持ちと高い報酬をもらう勇気がなかったので、1通10万といった報酬を請求することができませんでした。実際、1通2〜3万で受けることも珍しくなかったんです。
でも、当然なんですが、セールスレター1通2〜3万ではまったく割が合わず、生活していくために大量の仕事が必要になってしまいました。結果的に、安く受けてしまった仕事の締切に追われ続けながら、新しい仕事を取り続けなければいけない状況に陥ってしまいました。
でも、安い単価だから自分の納得できるようなセールスレターを書く時間をさくこともできませんでした。そうなってくると、高い単価で仕事を受けることもできなくなって、、、そんな悪循環にハマって抜け出せなくなっていました。しかも、セールスレターの締切と仕事を取らないといけない2つのプレッシャーが、常に肩に重くのしかかって、押しつぶされそうになっていました。
今思い返しても、本当につらい時期でした。
その頃、認定セールスライターになったんですが、正直、認定セールスライターになる前は「せっかくなので、認定されたいな」ぐらいの軽い気持ちでした。
認定取る前は、セミナーや交流会で仕事を取ろうと思うと、クライアントを取るのが苦手だったので、お願いするような形で仕事をもらっていたんですが、認定されてからは営業トークもほとんどなしで、向こうからお願いされるようになりました。
例えば、ダイレクト出版のことを知っている人、特にダイレクト出版主催のセミナーに行って、認定の話をすると、何人かに1人は「今使っているホームページやチラシを見てもらえないですか?」と言われるようになりました。
そして「このヘッドラインはこうした方がいいんじゃないですか」といったアドバイスを少しすると「書いてもらうことはできますか?」スムーズに仕事を依頼されることが多くなってきたんです。
ダイレクト出版のことを知らない人には「ダイレクト出版は、ほとんどネットだけで100億円以上売っている会社で、、、」と言いつつ、スマホを取り出して画面を見せて「こういう広告を出している会社なんですが、見たことないですか?」と言うんですね。そうすると、多くの社長は広告のことは知っていて、その会社に認定されているんです、と伝えると、スムーズに仕事の話をすることができるようになりました。
認定セールスライターの標準価格は「セールスレター1通15万円~」と決まっていて、【ザ・レスポンス】のサイトにも表示されているので、クライアントにスマホでこの標準価格を見せれば「そういうモノなんですね」とほとんどの人が言ってくれます。なので、苦手だった価格交渉もすごく楽になって、緊張することもほとんどなくなりました。
今でこそ、僕はセールスレター1本50万円にしていますが、最初の頃はこの標準価格にずいぶん助けられましたね。(※ 認定セールスライターの標準料金は、現在、セールスレター1通19万9800円に変更されています。)
セールスレター1本2〜3万で受けていた時は、大量の仕事の締切に追われながら、新しい仕事を取り続けないといけないプレッシャーで、相当きつかったです。しかも、大量の仕事をこなさないといけないので、1つの仕事にあまり時間を使うことができず、仕事の質も大したものにはなりませんでした。
僕は、結構職人気質で、自分がやった仕事にはこだわりたいタイプだったので、正直、僕にとってこれは大きな問題でした。どんどん不満がたまってきて、仕事への情熱を失くしかけてしまっていました。
でも、今は仕事の単価が上がったことで、セールスレターを書くためのリサーチをする時間や費用をケチる必要もなく、全力ですべての仕事に向き合えるようになりました。逆に、自分が全力で取り組めないと思った時には、仕事を断るようになりました。
結果的に、仕事の質もどんどん上がっていって、クライアントに満足してもらいながら、高い報酬をいただけるようになりました。
収入面だけではなく、僕がセールスライターになったのは、自由なライフスタイルを送りたい。というのが大きな目的のひとつでした。
今では、月に何回か平日にゴルフへ出かけたり、地方のクライアントに会いにいくときには、嫁と一緒に出かけて、仕事が終わった後に観光地を回ったりしています。
なので、嫁は地方のクライアントが決まると「バンザイ」をして喜びながら、遊びに行く観光地を探すようになりました。それに、これは個人的に嬉しかったことなんですが、、、
【ザ・レスポンス】ポッドキャストやレスポンス・マガジンに何度か掲載していただいたんですが、これを見た僕のあるクライアントさんが、僕が載っているレスポンス・マガジンのページを広げて「成澤先生!おめでとうございます!」と冗談交じりに言ってくれて、とても喜んでくれていました。
そして、こういったことをクライアント先の社長さんが、社長仲間の方にも話してくれて、紹介という形で仕事の依頼を頂くなんてことも増えてきました。Youtubeでポッドキャストを見た、と言って僕に問い合わせをしてくれる人も結構いますね。
あと、これはボーナスみたいなものですが、認定セールスライターということで【ザ・レスポンス】のサイトに自分の紹介文とホームページやFacebookなどへのリンクをつけてもらったんですが、、、そこから依頼のあった仕事だけで2,000万円~3,000万円ほどの売上がありました。これには僕も計算してみてホント驚きました。
それと、僕にとって意外と大きかったことが、認定セールスライターになったことで自分の仕事に自信が持てるようになったことですね。
これまでは仕事を受けて成果が出ても、心のどこかに、、、「今回はうまくいったけど、たまたまかもしれない。次に他の仕事をした時にはうまくいくかわからない」そんな不安がずっとあったんです。でも、認定されたことで自信を持つことができました。
たとえば、これまでは、自分のアイデアが正しいかわからなくて自信がなくても、とりあえず「はい」と言っておけば仕事はもらえる、と思っていたんです。
でも、今では、苦手だったクライアントとの打ち合わせでも、クライアント側から提案された仕事の内容よりも自分が考えている案の方がいいアイデアだと思ったら、素直に相手に伝えられるようになりました。
他にも、今までならちょっとビビってしまうような大きな仕事も堂々と受けられるようになりましたし、逆に、自分ではなく他の人がやった方がいいと思うときには、素直にそう伝えて、その仕事の専門家を紹介する、なんてことも自然とできるようになりました。
逆に、こういう風に自然体でいる方が信頼されて、仕事も入ってくるようになるということもわかってきました。
認定を取ったことで、仕事をもらうために頭を下げてお願い営業したり、食べていくために割の合わない安い価格で仕事を取る必要もなくなって、自信をもって仕事を取ることができるようになりました。
僕のようにセールスライティングのスキルを学んでいるけど、クライアントを取るのは苦手だと思っている人には、認定はオススメですね。それは僕自身の体験から確信をもって言えますね。
※ こちらで紹介したものは、個人の実績になります。成果や成功を保証するものではありません。
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