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説明責任を果たせないと命取りになる?

2017.7.12 | ,
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From:リッチ・シェフレン

これまで、パフォーマンスの向上を妨げている原因についていろいろ説明してきましたが、もう1つ話しておきたい重要なことがあります。それは、あなた自身のことであり、つらくてもあなたが自分で点検するしかないことです。

それは、説明責任についての話です。

具体的に言えば、あなたがあなた自身に対して説明責任を負っており、それを果たさなければならないということです。

私がこの点を最後まで話さずにとっておいたのには、わけがあります。パフォーマンスの向上を妨げているものとして、他の原因と同列に扱ってほしくないと思ったからです。他のことはさておいても、これだけは確実にあなたに体得してほしいと思ったからです。

これは、それほど重要なことなのです。あなたは自分自身への説明責任を果たさなければなりません。

私の言うことを信じてください。自分自身に説明できなければ、あなたは他の誰に対しても説明責任を果たすことはできません。相手がアフィリエイトやジョイントベンチャーのパートナーであれ、あなたの会社の従業員であれ、あなたの見込み客であれ、同じことです。

特に、あなたの会社の従業員への説明責任を果たすことは必須です。経営者は、つい従業員にだけ説明責任を求めがちですからね。

自分自身に対して説明責任を果たせなければ、私がパフォーマンスの向上を妨げている原因について書いてきた一連のことをあなたが体得したとしても、ほとんど役に立たないか、たとえ効力を発揮したとしても一時的なものになってしまうことでしょう。

あなたが成功を目指し、さまざまな意図をもって練り上げた計画も、すべて水の泡になってしまうでしょう。なぜなら、自分に対して説明のつかないような意図は、意味がないからです。

説明責任の欠如は、癌のように広がります。あなたが実行しようとするあらゆることについて、文字通り、その土台を蝕みます。

説明責任とは、信頼性、つまり誠実さということに尽きます。言行一致ということです。これこそ、本物の起業家と、人を騙してお金を取る偽物の起業家との違いです。これを読んでいる人の中には、これまでにこのような詐欺師によってトラブルに巻き込まれた人もたくさんいるのではないでしょうか。

説明責任について、秘密のチェックリストはありません。言行一致を体得するエクササイズもありません。すべては、自分に説明責任があることを認め、それを果たさないとどういう結果を招くかを理解し、説明責任を果たすことに尽きます。言行一致の人になるために必要なことは、何でもやることに尽きます。

ということで以上、私は言うべきことは言いました。

あなたが取り組むべきタフな質問

今度は、あなたの番です。日記(日記をつけない人はメモ用紙)をもってきて、次のことについて、充分な時間をとって書き出してみてください。

1.あなたは、自分に対して説明責任を果たすことができないことが、よくありますか?あるとすればどのくらいの頻度でありますか?

2.あなたは、言い訳をして実行しないことと、実行して結果を出すことと、どちらのほうが多いですか?あなたは1つ1つのことに対して、それを実行するか、何らかの言い訳をしてそれは実行しないで他のことをやるか、その都度どちらかを必ず選んでいるはずです。

3.あなたは常に、言行一致の人ですか?

あなたの回答が100%ポジティブでないなら、おそらく今回は、あなた自身を変える良いチャンスかもしれません。

では、質問させてください。
あなたはこれから、自分自身に対して説明責任を果たしますか?あなたはこれから、とるべき行動をとりますか?あなたはこれから、必要なときに助けを求めますか?あなたはこれから、エゴを捨て、あなたがどれだけ重要だと思っているかに関わらず、あなたのビジネスプランの中で単純にうまくいかない部分があれば、それを切り捨てることができますか?

ぜひ、これらについてよく考え、あなた自身を変え、行動に移してみてください。それがパフォーマンスを上げる近道になるはずです。

大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン

リッチシェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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