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不安不安不安。。。

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

将来が不安。これでいいのか不安。うまくいくかどうか不安。

不安不安不安。。。

多くの人が、毎日不安を感じています。実際世の中に不安な要素はいっぱいあります。

今うまくいっているものが、いつだめになるかもわからないし、そういうタイミングは突然訪れたりするものです。

・今のお客さんや取引先は、この先もずっと今と変わらず売上げをもたらしてくれるのだろうか・・・

・あまり大胆な事をやってしまって、批判がたくさんきたらどうしよう・・・

・がんばってプロモーションしても、それが失敗したら同業者から馬鹿にされるんじゃないか?

むしろ、不安ゼロ、なんて人の方が珍しいですよね。

でも我々、【ザ・レスポンス】のメンバーは、この不安につぶされてはいけません。誰かがこの不安を取り去ってくれることを期待してはいけません。逆に不安を行動力に変えて、常に進化を続けなければいけません。

不安解消の第一歩

もしあなたが、「大きい不安」「胸が痛むほどの不安」を抱えているなら、まずはこの事実を知ると楽になるでしょう。それは、

『大きい不安は、自分が作り出したものである場合がほとんどである』

ということ。作り出した、というのはもしかすると当てはまらない人もいるかもしれません。「自分でふくらませたもの」と言った方が正しいでしょうか。

不安ってのは、漠然としたものです。不安ってのは、頭の中に一つではなく、たくさんあるものです。

明日、寝坊しないだろうか。というものから、この企画が失敗したらどうしよう、、、っていうものまで。色んな小さな不安が頭の中にありますよね。そして大きな不安とは、それぞれの一つずつの不安が頭の中でくっつき合って(それが内容が別物であるにもかかわらず)どんどん膨らんでしまったものなのです。

一つ一つは小さく具体的な不安なのに、それがくっついて大きな漠然とした不安に変わっていく。これは、テーブルの上に落とした水滴同士がくっついて大きな水たまりになるのと似ています。

水滴をぽたぽたっとテーブルに落とす。一滴一滴は本当に小さい水滴。一つ一つは、薄いティッシュペーパー1枚でも吸い取る事のできるものです。

でもそれが何十滴、何百滴、、、ってつながり合うと、ふきんで拭き取らなければいけないような、大きなものになっていきます。手元にふきんがなければ、「拭き取れない!」と焦ってしまうのです。

だから、頭の中にある不安を全部整理して、元の一滴の水滴に分解してみましょう。それが第一歩です。その方法が、、、

T.O.P.

Think On Paper。紙の上で考える。です。頭の中にある不安を出すときには、紙に書き出します。頭の中だけで考えるのではありません。パソコンの画面に書くのでもありません。

紙に書くのです。

話はちょっと変わりますが、紙とペンを使って考える事。これが習慣になっている人で、仕事ができない人を僕は見た事がありません。

電話対応の仕事でもウェブデザインの仕事でも、マーケティングの仕事でも、、、何でもそうです。考える事なんてない。ただ、業務をこなすだけ、なんて仕事は存在しないのですから、、、。(にもかかわらず、紙とペンを使って考えている人がいかに少ないか・・・・。)おっと、話を戻して。

まずは、白い紙とペンを用意する。そこに、自分が今不安に思っている事、心配な事、などを全部書き出す。一切ストップをかけない。ひたすら書き出し続ける。

こうやって、頭の中の水たまりを、一滴ずつに分解していくわけです。

たぶん、書き出してみると、意外と少ないという事に気づいたり、あるいはひとつひとつの水滴が、案外小さいもの(分解できないものではない)ことに気づくはず。やってみれば、その効果はすぐにわかります。書き出しただけで不安が軽くなる、ってことも、よくあることです。

日記を付ける

何となくそれでも漠然としているとき。あるいは何となく毎日が不満足だけど、その原因が漠然としているときに、特におすすめなのがこの方法。

日記といっても、目的は今日の出来事を書くことではありません。今日、自分の良かったところ、悪かったところや、うれしかった事、悲しかった事など何らかの感情の変化があった事を書いていきます。

するとどうなるか?

自分の価値観がどんどん明確になってきます。何を自分は本当にやりたいのか?自分が本当にわくわくと取り組めるものはどんなものなのか?自分は何のために働くのか?今、このフラストレーションの原因は何なのか?漠然とした不安の正体は何なのか?

というのが、徐々にわかってきます。

相変わらず大きな水たまりの状態だったものが、この日記を付ける事で徐々に分解されていきます。分解していく状態で、自然と「蒸発」してなくなってしまうものもあります。

僕自身、今は日記はお休みしていますが、以前自分の中で漠然としたフラストレーションというか、どこか毎日満ち足りない気がしていたとき、この日記を付ける事でその理由がはっきりしました。やるべき事が明確になり、仕事の優先順位の付け方が変わりました。その結果、毎日の充実度も変わってきたのです。(もし今後また悩むような事があれば、僕はまず、日記をつけることをやるでしょう)

もしあなたが今、漠然とした不安や不満足感を感じているなら、日記を付けてみるのをおすすめします。きっと数日もたてば、「同じような事をぐるぐる何度も繰り返し思い出しては不安になっているだけ」だという事とか、「あれ?俺って、こんな小さい事で悩んでたのか?」ということなどが、客観的に見れるようになります。

過去の日記を見ると(それがたとえ数日前であっても)、短期間でも自分が成長していることに気づけたりするので、それだけでもセルフイメージアップになります。

事実と意見を切り離せ

その不安の元となっている物事は事実なの?それとも単なる自分や周りの意見にすぎないの?その辺を冷静に見極めなければいけません。

お客さんはもう、自社への興味をなくしてしまった。。。ってのは本当でしょうか?ただ単に、マーケティングが弱いだけではないでしょうか?商品が時代遅れになっているだけではないでしょうか?お客さんに実際に会って話してみれば、すぐにわかることです。

意見に振り回されないように、ここはきちんと切り離して考える必要があります。そして、多くの場合、それは単なる自分の「意見」です。そういう疑り深い目で、本当にこれは事実なの?を見極めてください。

自分がコントロールできることにのみ100%集中。
それ以外は忘れる

その不安は、あなたがコントロールできない原因から来るものですか?なら、、、今すぐ忘れましょう。だって心配してもしなくても、それが起こるときは起こるし、起こらないときは起こらないのだから。コントロールできないものにエネルギーを使うのはムダです。エコドライブしましょう。

もし、その原因を直接的、あるいは間接的にコントロールできるなら。何らかの能動的なアクションで関与する事ができるなら、その部分だけを切り出して「アクションプラン」に落とし込みましょう。それ以外は忘れましょう。

『あー、、、こうなったらどうしよう。。。』

って、思ったら、そうならないようにするため、あるいはそうなったときのダメージを軽減するための「行動」をするのです。関与できないものは忘れるのです。

考えても考えても、不安は消えません。誰かが解決してくれるものでもありません。自分が能動的に行動することのみが、その解決法です。

これは『7つの習慣』の影響の輪、という考え方です。詳しく知りたい場合は、このビデオを見てください。
      ↓
http://directlink.jp/tracking/af/287173/vyJJZf0a-S5niK8xv/

今日紹介したのは、本当に効果がある方法です。

もし今、あなたが不安を抱えていて仕事に影響が出ているなら、せっかくなので、今、紙とペンを用意して、30分でもやってみてください。頭の中がすっきりすることをお約束します。

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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