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社内情報公開(GWなので)

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

ゴールデンウィーク真っ最中♪

だけど、きっと仕事大好きなレスポンスの読者のあなたは、仕事してるか、あるいは、仕事したくてウズウズしているかのどっちかじゃないですかね?

僕もそのタイプです(笑)

そんな熱心なあなたに、今日は特別に、僕が毎週、事業部のメンバーに送っている「マネジメントレター」の一部を紹介したいと思います。

マネジメントレターとは、いわゆる社員に向けて送るメルマガみたいなもの。

「え?顧客向けのメルマガを書くだけでも大変やのに、社員に向けても書かなあかんの…^^;」って思うかもしれませんが、まぁこれがとっても効果的なんです。

トップとメンバーって、特に人数が増えてきたり、拠点が離れていたりすると、どうしてもコミュニケーションが減ってきて、だんだん価値観や意識にズレが生じてきますよね。

そこで、トップの思いや進むべき方向性を伝える。何が正しくて、何が正しくないのかの判断基準を示す。今集中すべきことは何で、今ヤバイことは何なのかを指摘する。などなどの目的のために、こういった「文書」を使うのです。(そもそも、あなたもオフィスにいない時が多いでしょうし、まぁ、オフィスにこもってる場合でもないですからね!)で、それについてメンバーから意見やフィードバックなどをもらうっていう方法です。

これはあなたのマネジメントスタイルや、書くことが得意かどうか、ということにもよりますが、メンバーとの意義あるコミュニケーションが増えて、とってもオススメの方法です。

まぁとにかく僕のを見てみてください。
とある日のマネジメントレターはこちら↓↓
(一部、編集しています)

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グッジョブ!

uくんの進めてくれたFE(フロントエンド)の
テストアイディアが大ヒットしそうです。

ミーティングで情報共有したので数字については詳しくは書きませんが、
101CV→169CVと、1.7倍ほど、コンバージョン数がアップしています。

しかもCPAは価格を下げた分以上は下がっているので、
広告に対する効果が純粋に2倍くらいは上がっている、ということになります!

FEのコンバージョン数が1.7倍。
これはつまり、顧客数が1.7倍のスピードで増えていくということですから、
ビジネスで最も大きなインパクトのある改善です。

特にウチのような、レバレッジの利くビジネスの場合、
顧客数が増えたとしても、マーケティングにかかるコストや手間はほとんど変わりません。

だから仮に、FE以外の部分の活動を、今までと全く同じにしていたとしても、
純粋に、ビジネスの規模が1.7倍になる、ということになります。

知的労働者である我々にとっての生産性、
というのはまさにこういうことです。

時給の高い仕事、というのはまさにこういうことです。

肉体労働の生産性を2倍に上げるには、
例えば、パンを袋詰するような仕事だったら、
1分間に50個袋詰していたのを、1分間に100個袋詰めする、
というようなことをしなければいけません。

しかもそれを、ずーーーっとやり続けないといけません。

でも、知的労働者にとっての生産性は、
「フロントエンドをこう変更したら
パフォーマンスが上がるんじゃないか?」
といったような「優れた仮説」が立てられるかどうかで決まります。

このテストを実施するための作業に5時間かかったと仮にすると、
5時間で売上を1.7倍にした、ということですからね。

特に今回のケースでいくと、
永久とは言わないまでも、かなり長期的に、効果は出続けるでしょうから、
ものすごく優れた発見だった、、、と言えるでしょう。

いつも言ってる「脳の分業」とか、考えることにもっと時間を使え、
というのはこういうことです。

小さな経費削減に時間とエネルギーをかけるとか、
取るに足らない細かな数字にこだわりすぎるとか、、、

こういうものは、
大きく生産性を落とすリスクがあります。

覚えておいてください。

最も削減しないといけないコストは、、、、

「機会損失コスト」

です。

その効果の低い活動に使った時間とエネルギーがあれば、
もしかしたら、ものすごくインパクトのある「仮説」が立てられたかもしれない、、、

目標達成にインパクトのある施策を1日でも、1時間でも早く、1個でも多く、
実行できたかもしれない、、、

そういった「大きく生産性を上げる機会」を「失うコスト」こそ、
もっとも高くつくコスト(機会損失コスト)なのです。

もちろん、いい仮説を立てるには、
何度も言うように、多くをインプットしないといけないし、
常に頭を使って考えないといけません。(思考力のトレーニングも重要です)

それに、経費削減が無意味だと言っているわけではありません。
バランスも大切です。

が、、、
生産性を飛躍的に上げるには、時給の高い仕事をするには、
大胆な仮説と、攻めの活動に、もっともっと執着する必要があります。

我々マーケティングを強みとする会社にとって、
最もこだわるべきところ、執着すべきところは、コンバージョンです。

だから、、、
どうすればもっとコンバージョン率がアップするか?
コンバージョンしてくれる人数が増えるか??

そこにもっともっと、みんなが、あなたが、
執着する必要があります。

今回のFEのアイディア(仮説)は、
uくんの完全オリジナルではないですし、
冷やっとするようなミスもありましたが、、、

チームで成果を出す、
という風に考えれば全体を通じて、素晴らしい結果だったと思います。

これに満足せず、
LPOや広告の改善などを、続けていきましょう。

「マーケティングのダイレクト出版」

の名に恥じないよう、
プロ意識を持って新しいことにどんどんチャレンジしていってください。

攻めて失敗するのは大歓迎です!
逆に言うと、失敗を恐れて何もしないのは、
DPの価値観では解雇に値する重罪です。

失敗して金銭的に損を出すのは全く問題ありません。
その失敗から学ぶことができれば、それは「学習」となり
そこでかかったコストは「教育コスト」になります。健全な「投資」です。

何度も言うように、最も削減しないといけないコストは、機会損失コストです。
何もしない、遅い、というのが、実は最も金がかかることなのです。

uくん、
そして、サポートしてくれたkくん、
グッジョブ!

あとはもう少しデータを見て、
この興奮が幻じゃないということを祈るばかりですね^^;

(((がっつり中略)))

ではでは。。。

まだまだ、たくさん言いたいことはありますが、
このへんにしておきますww

さて。

我々チームは今、確実に、
6末までの目標達成に向けて前に進んでいます。

そしてこの6末までの目標は、事業が大きく成長する上で、
避けて通れないめちゃくちゃ重要な目標です。

仕事の優先度を慎重に決めて、
確実に、絶対に、6月30日の時点で、
達成できるようにしよう。

のこり69日。
◯◯の数字はあと◯◯円、アップさせないといけません。

さてどうする?

===================================

てな感じです♪

評判良ければ、ほかのもシェアしますね!

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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