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あれ、どこかで見たような…??

2016.8.12 | ,
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From:北岡秀紀

私は、毎週6本のメルマガやブログを書いています。
なので、毎週金曜日の午後に20分ほど、翌週以降のメルマガで何を書くのかテーマを決める時間をとっています。
で、翌週月曜日からそのテーマに基づいて1日1本ずつ20〜30分で書いていく、というわけです。
(もちろん時事テーマや緊急的な内容があれば、そっちと差し替えます。)

こうすることで「今日は何を書こうかな…」と毎日悩むことがなくなります。
結果、書くことが継続しやすくなります。
メルマガやブログが継続できないのは、「今日は何を書こうか」を悩む時間がしんどくて先延ばしを繰り返すことが原因です。

テーマを考える時間だけを独立して作るほうがアイデアが出やすくなります。
テーマを考えて書くとするよりも脳は作業を切り替える必要がなく働きやすくなるからです。

ぜひお試しを!

エスキモーに氷を売るな…あれ??

実は、今ご覧いただいている『ザ・レスポンス』のテーマも先週の金曜日、つまり8月5日に決めていたのですが…

8月6日の『ザ・レスポンス』を読むと「エスキモーに氷を売るな」というタイトル。

「あれ、昨日考えたテーマもう書いたっけ?」
と思ったら私じゃなく昌子さんが書いていたと。

全く同じタイトルで考えていたので、いや、ホントに驚きました。
「砂漠で砂を売るな」ってタイトルで書いてやろうかとも思いましたが、それは感じが悪いのでやめておきます(笑

紙一重の偶然

さて、ビジネスをしているとこういう偶然ってよくあります。

・あるサービスを開発中に、競合が同じようなサービスを発売してきた…
・ある人物に声をかけたら競合からも声がかかっていた…
・画期的な(と自分が思っていた)マーケティングアイデアを他にやられてしまう…
などなど。

つまり、逆に我々が競合に「あ、紙一重の差でやられた!」と思われていることもあるわけです。

そして、多くのクライアントを見ていると、マジメにやっている人ほど、こういう紙一重の偶然に出会うことが多いように感じます。
普通にビジネスをしていれば、考えることはみんな同じ、ということでしょう。

先にやったもんの勝ち

ビジネスの世界において紙一重でも先にやった方が勝ちです。
二番目にやったら「あそこのマネ」になってしまいます。

もちろん模倣時により良いものに改良して実行するという方法もありますが…
一番のタイトルをひっくり返すほどの改良ができるかといえば、なかなか難しいことが多いです。

だから、一番でやる。
そして、それを自分たちで改良していく。
これが最良の方法、と言えます。

紙一重でも競合より先んじるために必要なのはスピードです。
ただ、難しいことにオリンピックの選手のように、追うべきタイムや目に見えて走ってくれる相手がいない分、どれくらいのスピードで走ればいいかわかりません。

じゃあ、どうすればいいのでしょうか?
・普段の1.2倍くらいの締め切りを設定する
・外注やスタッフなど他の力を借りる
・終わるまでこの仕事だけに集中する
・先延ばしを防ぐためにコーチをつける
などなど様々な方法が考えられます。

ぜひこのお盆に、スピードをあげるために何ができるのか考えてみてください。
小さな会社にとってスピードは数少ない大手に勝てる武器です。
ぜひうまく活用する方法を考えておきましょう。

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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