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ファネルある?

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕
大阪のオフィスより、、、

毎朝、前の日の売上を確認する、、、
そうすると、いつも期待通りの売上が上がっている、、、

休みの日だろうが関係なく、
インターネットが商品を売り、顧客を獲得し、収入をもたらしてくれる、、、
(マーケットの特性によっては、休みの日のほうが売れるものもあるくらい、、、)

ビジネスが「安定」するとはこういうことを指すのでしょうか、、、

これはダイレクトレスポンスマーケティングのビジネスが軌道に乗ったあとの、よくある日常です。僕たちのやっているいくつかのビジネスも、全てこの「パターン」になっています。

でも、やってることはとてもシンプルなこと。

・マーケティング・ファネルを作ること
・お金を出して広告しながら、ファネルを改善すること

大きく言うとこの2つです。(これを定期的に、ウェビナーで話した「リード・コンバージョン・LTV」に当てはめてメンテナンスしているわけです)

ファネルとは「漏斗」のことで、最初にお客さんになってもらった人に、次の商品を買ってもらうためのマーケティングの流れのこと。

ダン・ケネディはこれをマーケティングシステムと言っていますし、リストブランディングのセミナーでは「ウェルカムシーケンス」と紹介しました。ある事業部のセールスライターは「マーケティングダイヤモンド」という、ちょっと複雑なファネルを組み合わせたオリジナルのメソッドを作っています。

でもやっていることは基本的には同じことで、最初の商品を買ってくれた人(あるいは無料のオファーに反応して見込み客になってくれた人)に、いかにして次の商品を買ってもらうか、ということを「仕組み化」しているということです。そしてそのファネルの主役は、当然のことながら、セールスコピーです。

フロントエンドを買ってもらってからバックエンド1を買ってもらうという、標準的なファネルについて考えてみましょう。

ダイレクトレスポンスですから、フロントエンドのページのコンバージョン率が上がれば、獲得できる顧客数は増えるし、一般的には顧客獲得にかかる広告費は下がります。。。そのコンバージョン率を決定づけるのは、セールスコピーです。

そしてそこで獲得した顧客に対してバックエンド1を売っていくわけですが、それも、バックエンド1を売るページのコンバージョン率が上がれば、、、同じ顧客数に対する得られる利益が増えます。。。そしてそのコンバージョン率を決定づけるのは、、、セールスコピーです。

ちなみにダン・ケネディはこのマーケティング・ファネルを「3ステップ・レター」という発明によって、作るのを簡単にしました。つまり、コンバージョン率の高いセールスコピーを作るのは簡単なことではありませんが、そこそこのコンバージョン率のセールスコピーを3回同じ人に送る(あるいはもっと)ことによって、販売数を増やすことができる、というものです。(100億円のベストセラーになった、マグネティック・マーケティング・システムはこの3ステップレターのサンプル集です)

もしあなたが今、集客、売上が安定しないのなら、あなたのマーケティング・ファネルがどうなっているか、チェックしてみる必要があります。なぜ顧客はあなたの商品を買うのか?そしてなぜ顧客は「もっと」あなたの商品を買うのか…?感情的な理由と論理的な理由の両方を調査する必要があります。そしてそのファネルの「数字」を定期的に継続し、改善を繰り返す必要があります。これがDRMで最も重要な仕事の一つです。

コンバージョン率がいくらならいいか、顧客獲得にかかるコストがいくらならいいか、、、答えはありません。なぜならビジネスの種類や目的によっても全然違うし、どれだけ会社にキャッシュがあるか、によっても全然違うからです…

ただ、基準がないとやりにくいと思うので、ひとつ僕から提案したいと思います…

まずは顧客獲得から1ヶ月間で顧客一人から得られる粗利益が、その顧客獲得にかかる広告費と同じになるようにするのを目指してみてください。そうすると、実質ただで顧客が手に入ることになるからです…

もちろん、キャッシュの体力があれば、1ヶ月間で広告費をペイ、ではなく、2ヶ月3ヶ月、半年、、、という風に設定してもOKです。し、そういう形を目指していくのが正しい方向です。なぜなら、長期的には、顧客獲得にどれだけお金をかけられるかが、ビジネスの強さや拡大できる規模を決めるからです。

マーケティング・ファネルこそが、DRMのビジネスのカギを握ります。

グッドラック!

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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