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売上を自動化させる?

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From:小川忠洋

大阪のオフィスより、、

「売上が自動的にあがるマーケティング」、、、なんて美しい言葉だろう。。。あなたもきっとこんな言葉を見た事があるんじゃないか。ウチの事業部の会議でも「自動化してどうこう・・・」なんて話がよく出てくる・・・

が、良く出てくるたびに、思うんだよなぁ・・・

なんか、胡散臭いと。。。。もちろん、ソフトウェアを使えば、業務をプログラムして自動で走らせることはできる。ステップメールなんかを使えば、何 日後にこのメッセージ、何日後にこれ、何日後にはここからセールスページに遷移して購入。みたいな設計を作ることができる。。。

可能か不可能かで言えば、ある程度、可能ではある。しかしねぇ〜なんかその、自動化しようって言う根性が気に入らないというか、、、そんなもやもやを抱えてたある日、寺本と話をしていたら、彼がとても良い事を言っていた…

お「なんか自動化って微妙じゃない?」

て「そうですねぇ」

お「何でなんだろうねぇ。良い事なのかもしれないけど、なんか微妙だよねぇ」

て「あぁ、自動化ってお客さんの事を考えてないからじゃないですかね?」

お「!!!」

なるほど。ビジネスの自動化、マーケティングの自動化、自動的に売上が上がる仕組み、、、などの話をするときに、その人は、根本的には「売上」とか「収益」といった数字のこと、自分のことしか考えていなくて、顧客に対する価値提供とかそういった概念が抜けている・・・

なんて良いことを言うんだ!寺本!!

言うまでもないが、ザ・レスポンスにある伝統的な著作権保護システムにより、この発言は、おれが言った事になる。。。

ザ・レスポンス著作権保護システム
深ぃぃ発言は小川が言ったものと記録されて、言葉の右上には©マークが付く
たぶん1,2ヶ月以内に発売するであろう寺本のセールスライティングに関する書籍にも全て©マークが付いていて、印税は自動的におがわのみずほ銀行に振り込まれる。(もちろん、メシ茶くらいはおごってもいい)
滑ったネタの記事は、後日、From山田光彦と書き換えられる

さて、重要な事なのでもう一度、言おう。

「自動化うんぬん言う時は、顧客の事を考えていない©」by小川忠洋

ビジネスとは、優れた商品を、顧客に届ける取り組みである。ということはつまり、「顧客」と「商品」こそが主役だということだ。つまり、マーケターが主役ではなく、社長が主役なわけでもない。顧客と商品。このふたつが事業の大きな柱である。

なので、素晴らしい事業をつくるためには、われわれは常に「顧客のこと」「商品のこと」で頭が一杯でなければいけない。それをソフトを使って自動化するだなんて、、、全くもって顧客に対しても、商品に対しても「愛」がないんじゃないか。

ちなみに顧客と商品をつなげるのがマーケティングだとも言える。

顧客や商品を愛することができなければ、仕事を愛することはできない。仕事を愛することができなければ、あなたの人生はとてもつまらないものになってしまう。。。つまらないからこそ、金にしか人生の価値を見いだせなくなってしまう。

これじゃあダメだよね。

自動化が悪だとは言わない。もしあなたが既存の仕事を自動化して、余裕ができた時間と金で豪遊、夜遊びするのではなく、その時間と金をさらなる顧客貢献のために使うのであれば、それはきっと良い自動化なんだろう。

しかしあれだわ。こうやって書いてても、やっぱ自動化とか自動的に売上がって、ちょっと言ってて気持ち悪い、というか違和感がある。。。

楽して成功する道を探すと人生を浪費する。
死ぬほどがんばって成功する道を選ぼう。そっちの方が楽しい。

ーおがわ

PS:

今週は最近のマーケティングを学びに米国出張に行ってきまーす。

PPS:
リッチシェフレンの「マニフェスト」とか読むとこの辺の話は参考になるんじゃないかと思うよ。

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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