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【大炎上】安保関連法案

2015.7.21 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

最近のニュースについて思ったことがあります。
ニュースはこれ

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俳優のつるの剛士さん(40)が安全保障関連法案について

「『反対反対』ばかりで『賛成』の意見や声も聞きたいなぁって報道やニュース観ていていつも思う。賛成派だって反対派だって平和への想い、戦争反対の想いは同じ。大切なコトたからこそ若い子達だって感情的、短絡的な意見にならないために色んなこと公平に一緒に考えたいよね」

とツイッターでつぶやいたところ、同法案に反対する人たちからは「公平ぶった発言」と「賛成派」扱いされ、猛バッシングにさらされている。

「最も公平な意見」「普通の意見だと思うのに・・・」。反対派の一方的な決めつけに疑問の声が上がっている。
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これを見て、ライターは炎上をあおってるな~って思いましたね。こういう、人が批判されてるところ、特に有名人で成功してる人が叩かれてるところって、とっても「視聴率」を稼げるので…(笑)

でもこういうのはちゃんと冷静に見るべきです。

例えばこれを書いた人は賛成派の立場から「反対派は過激」というイメージをもたせようとしている意図が感じられます。「反対する人たちからは…猛バッシングにさらされて」「反対派の一方的な決め付け」というような表現に表れています。

が、明らかに、実際に彼を批判しているのは「反対派」の中でも「一部」。恐らく大部分の反対派は、彼の発言の「意図」を理解していると思います。

反対派の中のごく一部の人が、一時感情的になってしまって理性を忘れ、発言の揚げ足を取ったり、妄想してしまったり。あるいは論点のずれた反応をしてしまっただけで…大部分の人たちは特に何も感じなかったんじゃないでしょうか。

そこを「反対派」と一言でくくることで、大多数の人を敵に回したというようなイメージ操作をしているわけですね。賛成派の国民も反対派の国民も、頭のいいちゃんとした大部分の人たちは、冷静に議論が出来る人達でしょうし、つるの氏の発言を見て、感情的にはなってないでしょう。

「一部」は「全体」ではありません。

つるの氏も、感情的な人たちの批判ではなく(そしてこのような非論理的な記事に惑わされず)、冷静で論理的な賛成派と反対派の意見を聞いて、考えをまとめて欲しいと思います。

そして、、、

これは政治の話ですが、ビジネスをしていても、(規模は違えど)同業者や一部の顧客からこのような批判を受けることがままあります。

強いメッセージを打ち出したとき、、、
自分の価値観を表現したとき、、、
変わったマーケティングで成功したとき、、、

などですね。

特に辛辣な批判は存在感があるため、受け手の心に大きなダメージを与え、判断を誤らせたりモチベーションを下げたりするので、注意が必要です(例えば、お客さまの声のうち95%がポジティブなものだったとしても、5%のネガティブに強く引っ張られてしまいます)。

そして、こういう事態になることを怖がるあまり、強いメッセージを打ち出せなかったり、アグレッシブなマーケティングができなかったり…という風にブレーキになっている起業家がたくさんいます。でも、、、

起業家は、
批判に対して強くなければいけません。

うまく行きだすと、必ず一定の割合で批判する人が出てきます。
必ず、どんな人であっても、その人のことを嫌いな人は出てきます。

急成長すると「金の亡者」と言われ、
いいことをやろうとしたら「綺麗事だ」「偽善だ」と言われる。

顔がムカつく、前の仕事が気に入らない、など、
あることないこと、関係ないこと、色々です。

あの人格者ガンジーですら反対派に暗殺されたんですから、
全ての人に好かれるなんて無理なことです、、、

つまり、それが現実です。
批判を受けずして、事を成すことは無理です。

そうであるならば、我々起業家が取るべき行動とは何か。それは、前を向いて、自分の価値観と信念に忠実に、強く生きていくことです。自分の決めた道を迷いなく進んでいくことです。そして批判している方が批判してて恥ずかしくなるくらい(負け惜しみにしか聞こえなくなるくらい)、突き抜けることです。

それが人を引き寄せ、顧客を引き寄せ、チャンスを引き寄せるのです。

誰でも自信満々の人とビジネスをしたいもの。
あなただって、そうでしょ?

自信のない人、自分の信念を貫けない人、やりたいことがあるのにやらない人、、、
そんな人に仕事を頼みたいって思わないですよね?

Appleやgoogleが嫌いな人もいるように、人の価値観はそれぞれです。あなたと見込み客で価値観が合わないなんてことは普通にありえる話。

ドラッカーも、

「人は自分の価値観に従い、
自分の強みで社会に貢献する責任があり、
それが本当の幸せなのだ。」

と言っているとおり、この広い日本でビジネスをするにあたって、わざわざ価値観に合わない人とつき合う必要もそんな時間もありません。わかってくれる人はわかってくれます(ただ少し声が小さくて、彼らの声は聞こえにくいだけです)。だから、、、

批判に強くあれ!
自信を持て!
前を向いて…さっさと働け!(笑)

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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