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衝撃のシーン

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From:小川忠洋

From:小川忠洋

大阪のスタバより、、、

衝撃のシーンを見てしまった。あまりに驚いたので、見て見ぬふりができず、、、5秒くらいガン見してしまった・・・

先週のことである。いつものようにスタバで仕事をしていた。僕が行くスタバには、いつも同じような人がいる。パソコンで仕事をしている人、資格だか受験だかの勉強をしている人、コーヒー飲みながら、小説のような本を読んでいる人、ママ友グループ。

その日、目の前に座った女の子はどうやら受験勉強か何かをしているようだった。参考書みたいなものを、赤いプラスチックのカバーで答えを隠していた。懐かしいアイテムである。ところが何かの雑音が聞こえてくる…

その雑音はどうやら彼女の目の前にあるケータイから聞こえてくる…な、な、なんとその子、スマホでTVを見ているのだ。スマホでTVを見ながら勉強をしている、、、、、

勉強しながらTV見てるバカ

ありえん。勉強しながらTV見て、頭に入ってくるワケねぇーだろ。そんなんで、大丈夫か。せっかく、静かなスタバに来てんだからTV消せよ。音漏れしてんぞ。などと心の中でひと通り罵声を浴びせたあと、、こんなバカの事は忘れよう、、、と思い、自分の仕事を再開した、、、

***

人間の脳は同時に複数の事を処理することはできない。一回に1つの事しかできない。想像してみたら分かると思うが、自分の奥さんと話をしている時に、本を読んだり、パソコンに何か打ち込みながらできるだろうか?

自分はできたと思っていても、相手はできてるとは絶対に思わない。あなたの返事は「う~~~ん」とか、心ここにあらずの状態になって、ちゃんと話聞いて!と言われるのが落ちだ。もちろん、話の内容も覚えていないし、本の内容も覚えていない。結局どっちもできない。

しかし、現代人は忙しい。だから、一度に複数のことをやろうと思いがちだ。と言うか、できると勘違いしている。その結果、たくさんの事をやって、どれも中途半端、、、なんて事になってしまいがちだ。

勉強する時は勉強する。TVを見る時はTVを見る。ご飯を食べる時はご飯を食べる。1つ1つの事に集中しないといけない。セールスレターを書く時はセールスレターを書く。メールをチェックする時はメールをチェックする。部下と話す時は部下と話す。基本である。

***

さて、話は戻って、自分の仕事に戻った。

ええぇーっと、このプロジェクトは今、何がネックになってるだろうか?あぁーそういや、メルマガ書かないと、、、そうだ。サポートのミーティングを再開しないとな、、、あ、このマーケティングプランも決めないといけないな、、、

って、おい!

偉そうな事、言って、オレも完全、マルチ・タスキングしてるじゃねぇーか。なんと、オレはTVを見ながら勉強している受験生と同じだったか。。。バカがここにもう一人いるぞ!!バカがここにもう一人いるぞ!!

こうしてひと通り、自分を貶めた後、なぜか目の前にいた受験生に親近感が湧いてしまった。さっきまではバカだな、、、と思っていたが、自分もバカだと気づいたので、もはや仲間である。もはや同じ病気に悩む仲間である。心の声はこう変わった、、、わかる。わかるよ、その気持ち。。。

そして心の中でこそっとガンバれよ。と言って店を出たのであった…

あなたは僕らの仲間になってはいけない、、、

小川忠洋

こんなバカの仲間に入らず、社長の仕事に集中しよう!「経営者とは、財務諸表の読めるマーケッターである」
by アル・ライズ(ポジショニングなどの名著で有名)

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小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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